拍子記号を含めて選択範囲をコピーするには、小節ブロック全体を選択する必要があります。また、〔ペースト対象項目〕ダイアログボックスで〔拍子記号〕を選択しておく必要があります。小節ブロックをコピー&置き換えするにはをご参照ください。
異なる拍子の小節間でコピーをおこなう際に、拍子記号がペースト対象として選択されていない場合は、小節線の引き直しは実行されません。つまり、コピーした内容はコピー先の拍子によって、余ったりはみ出ることがあります。
下記の例では、最初の3/4拍子の小節が、〔ペースト対象項目〕ダイアログボックスで「拍子記号」のチェックを外した状態で、拍子の異なる2小節目と3小節目にコピーを実行した場合の結果を表しています。
3小節目のようにはみ出た音符を削除する場合は、高速ステップ入力またはステップ入力の各ツールにて、当該の小節へ移動し、はみ出た音符を選択してDeleteキーを押してください。あるいは、はみ出た音符をそれ以降の小節へ順送りに配置し直したい場合は、小節線の引き直しを実行してください。2小節目のように、拍が足りない小節に対して自動的に休符で埋めたい場合は、〔ユーティリティ〕メニューの〔その他のユーティリティ〕にある〔休符で埋める〕コマンドを実行してください。
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