リズムパターンの追加プラグイン
【このプラグインを使用するには】
〔選択〕ツールで範囲を選択します。楽譜の選択をご参照ください。次に、〔プラグイン〕メニューの〔作曲・編曲関連〕から〔リズムパターンの追加〕を選択します。
【機能について】
このプラグインを使用すると、多数のリズムパターンからどれかを選択して、そのリズムを表記したパーカッションパートを楽譜に追加することができます。用意されているリズムパターンには、パーカッション記譜のほかに、対応するパーカッション・レイアウトが含まれています。
Note: 「Drum Groove」フォルダは(ダイアログボックスに表示される「Component Files」フォルダでなく)「MakeMusic/Finale 2014/Plug-ins」フォルダにあります。詳しくは、Finaleインストール先フォルダの詳細をご参照ください。
- スタイル ファイルに追加したいリズムパターンのスタイルを選択します。楽曲のテンポと拍子に合ったものを選択してください。例えば〔ジャズワルツ〕は3拍子の曲で選択します。選択範囲がリズムパターンの長さを超える場合、選択範囲の終わりまでリズムパターンがリピートします。このリストに入っている各スタイルは、Finale 2014の「Component Files」フォルダの下の「DrumGroove」フォルダにあるMIDIファイルと対応しています。ダイアログボックスの中でも表示されているように、“Drum Groove”フォルダにパーカッショントラック(チャンネル10)のMIDIファイルを追加すれば、このリストに追加表示されます。その場合、MIDIファイルの名前がリストに表示されます。追加したMIDIファイルをこのリストから選択すると、Finaleではリズムパターンとしてチャンネル10で使われます。
〔リズムパターンの追加〕プラグインは、チャンネル10以外のチャンネルにはMIDIデータを読み込みません。MIDIファイルに含まれるパーカッションの記譜がチャンネル10以外のチャンネルにある場合は、そのファイルをFinale(または、MIDI編集をサポートする別のプログラム)で開いてから、パーカッション記譜の入ったパート(またはトラック)をチャンネル10に変更してください。
- リズムパターンの作成場所:組段の一番下に新たな五線を作成・既存の五線を使用 〔組段の一番下に新たな五線を作成〕を選択すると、スコアの一番下に自動的に新規のパーカッションパートが追加され、そこにリズムパターンが表記されます。既存の五線にリズムパターンを追加するには、〔既存の五線を使用〕を選択してポップアップメニューから五線を選択します。
- 記譜スタイル:パーカッション・マップに従った表記・通常の表記・スラッシュ表記 〔パーカッション・マップに従った表記〕は、パーカッション・レイアウト(各楽器を符頭と五線上の位置に割り当てたもの)とドラム譜を追加します。詳しくはパーカッションをご参照ください。〔通常の表記〕は、通常の記譜法でリズムパターンを追加します。このオプションを選択すると、MIDIノート番号に基づいて音符が表示されます。〔スラッシュ表記〕は、リズムパターンをスラッシュ表記にして楽譜に追加します。このオプションを選択すると、リズムパターンを含む五線全体がスラッシュ表記になります。省略の記譜法ダイアログボックスをご参照ください。五線の一部分にだけスラッシュ表記(または通常の記譜法)を適用するには、楽譜スタイルを使用してください。
- OK・キャンセル 〔OK〕をクリックすると、指定した設定に従ってファイルにリズムパターンが追加されます。〔キャンセル〕をクリックすると、リズムパターンを追加せずにダイアログボックスを閉じます。