Note: 概要を動画でご覧いただけます。クイックスタートビデオ:パーカッションパートの記譜
ドラムセット、オーケストラパーカッションなどを使ったパーカッションパートも、Finaleなら簡単に五線を作成、記譜してプレイバックできます。
セットアップウィザードまたはスコア・マネージャーを使用すると、パーカッション入力用に設定された五線を簡単に追加できます。セットアップ・ウィザードを使って作成したパーカッションパートは、自動的に調号と移調が無効になり、マウス、コンピュータのキーボード、またはMIDIキーボードを使って簡単に音符を入力できます。パーカッションパートの音符の入力をご参照ください。
パーカッション・レイアウトを利用することにより、パーカッションパートを簡単、自在に作成できます。パーカッション・レイアウトとは、個々の五線で使用できるパーカッション楽器の設定をリストにしたものです。パーカッション・レイアウトには、五線上の位置、符頭スタイル、楽器タイプ(スネアドラム、シンバルなど)の定義情報が含まれています。複数の五線で同じパーカッション・レイアウトを使用できます。パーカッション・レイアウト設計ダイアログボックスで設定を変更することもできます。パーカッション・レイアウトを編集するにはもご参照ください。
五線にオレンジ色の音符が表示されることがあります。オレンジ色の音符は、〔パーカッション・レイアウト設計〕ダイアログボックスで定義されていないことを表します。例えば、旧バージョンのFinaleの〔パーカッション・マップ作成〕ダイアログボックスで使われていない(ハイライト表示されていない)音符の入ったファイルを開くと、オレンジ色の音符が表示されます。この場合、音符の外観やプレイバックは正しいように見えますが、Finale 2011から導入された「パーカッション・レイアウト」には対応していません。オレンジ色の音符に楽器タイプを割り当てる方法は、パーカッションの音符が含まれた領域に楽器タイプを割り当てるにはをご参照ください。
元のパーカッション・マップがGeneral MIDIマップでない場合、Finale 2014でファイルを変換するときに間違った楽器タイプが割り当てられることがあります。その場合は、パーカッション楽器タイプのコンバート ダイアログボックスでFinale 2014の標準の楽器タイプに再変換できます。
MIDIキーボードなどの外部MIDIデバイスを使用する場合は、入力とプレイバックに任意のパーカッション・パッチを使うように設定できます。パーカッションパートの入力とプレイバックに使用する外部MIDIデバイスを設定するにはをご参照ください。
プレイバック音源で再生するときに正しい打楽器音で演奏させるには、スコア・マネージャーで適切なパーカッションMIDIマップを選択する必要があります。詳しくはパーカッションのプレイバック設定をご参照ください。
パーカッションにチャンネル10を割り当てる旧タイプのMIDIデバイスに対応するため、セットアップ・ウィザードかスコア・マネージャーで最初に追加したパーカッション楽器は、バンク1のチャンネル10が設定されます。すなわち、バンク1のチャンネル10はパーカッション楽器用に予約されたチャンネルです(バンク1の残りの15チャンネルは任意の楽器を使用できます)。パーカッションパートが複数ある場合、先頭以外のパーカッション楽器は次の空きチャンネルが割り当てられます(チャンネル1〜9に空きがなければチャンネル11〜16、空きがなければ次のバンクのチャンネル1〜16が使われます)。バンク1と異なり、バンク2〜8のチャンネル10はパーカッション用として予約はされていません。予約されているチャンネル10が設定されるのは、セットアップ・ウィザードかスコア・マネージャーで最初に追加したパーカッション楽器だけです。また、チャンネル10に設定されたパーカッション楽器を削除しても、他のパーカッション楽器を新たにチャンネル10に設定したり、チャンネル番号を繰り上げる処理はおこなわれません(ただし、〔MIDI/Audio〕メニューから〔プレイバックサウンドの再割り当て〕を選択すれば、バンク1のチャンネル10がパーカッションチャンネルとして予約されます)。
外部MIDIキーボードを使ってパーカッションパートを入力するには
独自に作成したパーカッション・レイアウトを使ってパーカッションパートを作成するには
パーカッションのトラックが含まれたMIDIファイルをインポートするには
パーカッションの音符が含まれた領域に楽器タイプを割り当てるには
Finale User Manual Home
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