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Human Human Playback初期設定-強弱変化とボリューム

【このダイアログボックスを表示するには】

  1. 〔Finale 2014〕 > 〔環境設定〕を選択し、〔Human Playback〕を選択します。
  2. 〔強弱変化とボリューム〕をクリックします。

または、

  1. 〔ウィンドウ〕メニューから〔プレイバック・コントローラー〕を選択します。
  2. プレイバック・コントローラーにあるボタンをクリックします。
  3. 〔HP初期設定〕をクリックします。
  4. 〔強弱変化とボリューム〕をクリックします。

【機能について】

この画面では、Human Playback機能による強弱記号(松葉形クレッシェンド、強弱発想記号など)の解釈の仕方をカスタマイズします。

Garritanの持続音系の楽器の場合、コントローラー#1を使って強弱の変化をコントロールします。これにより、同じ持続音でのからまでのクレッシェンドなどは、GMボリュームと違って非常にリアルな音色と強弱の変化を実現します。ここでは、最初のアタックのみベロシティが使われます(アタックの基準値は80です。下の「ベロシティの基準値」をご参照ください)。

強弱記号がベロシティを使用することから、本来のアタックとの干渉をどうやって避けているのか不思議に思われるかもしれません。Human Playbackでは、強弱記号の定義は変更せずに、現在の強弱に応じて各音符のベロシティを1つずつ調整し直して、アクセント音の基準値に合わせます。最初の段階で一律に調整したあと、アクセント音やスタッカート音はさらに調整をおこないます。

GMとGarritanではベロシティが等価でないため、アクセント(アーティキュレーションにおけるベロシティのピーク)も調整します。スフォルツァンドのようなアクセントには、ベロシティのピークとコントローラー#1 を使ったピークの両方が使われます。に与えられる最大のベロシティアクセント値は127、に与えられる最大のベロシティアクセント値は115です。

ベロシティの最適化が完了すると、持続音系の楽器全体に対して、コントローラー#1を使って松葉形クレッシェンド(または強弱記号)を処理します。

Note: このオプションの設定は奏法の設定に上書きされることがあります。

参照:

Human Playback初期設定ダイアログボックス

Human Playback初期設定-楽器固有の奏法

Human Playback初期設定-MIDIデータ

Human Playback初期設定-グリッサンドとベンド

Human Playback初期設定-装飾記号とトレモロ

Human Playback初期設定-テンポ変化

Human Playback初期設定-Garritan

 

 

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