Human Human Playback初期設定-MIDIデータ
【このダイアログボックスを表示するには】
- 〔Finale 2014〕 > 〔環境設定〕を選択し、〔Human Playback〕を選択します。
- 〔MIDIデータ〕をクリックします。
または、
- 〔ウィンドウ〕メニューから〔プレイバック・コントローラー〕を選択します。
- プレイバック・コントローラーにあるボタンをクリックします。
- 〔HP初期設定〕をクリックします。
- 〔MIDIデータ〕をクリックします。
【機能について】
この画面では、既存のMIDI情報の扱い方を設定します(〔MIDI〕ツールで編集した内容をHuman Playback機能と組み合わせるなど)。
- 連続的データ・ベロシティ・音の始まり/終わり・テンポ 〔MIDI〕ツール、〔発想記号〕ツール、または〔テンポ〕ツールを使って手動で楽譜に設定されたMIDI データがある場合、Human PlaybackでプレイバックするときにそのMIDIデータを無視するか、加味するか、そのMIDIデータをそのまま使用するかを指定します。各MIDIデータタイプの隣にあるポップアップメニューから選択してください。〔既存の情報を無視〕を選択すると、既存のMIDI情報は無視され、Human Playbackの解釈に基づいてプレイバックします。〔既存の情報を加味〕を選択すると、このタイプの既存のMIDI情報はHuman Playbackの解釈に加味されます。〔HPを使わない〕を選択すると、Human Playbackの解釈はおこなわれず、このタイプの既存のMIDI情報をそのままプレイバックします。
この4つの項目は、楽譜に設定されているすべてのMIDIデータに適用されます。例えば〔連続的データ〕の設定は、楽譜上のすべての連続的データ(作成に使用したツールが〔発想記号〕ツールか〔MIDI〕ツールかを問いません)に適用されます。
MIDIデータを手動で楽譜に設定する方法については、MIDIツール、テンポツールおよび発想記号のプレイバック効果を定義するにはをご参照ください。
- 連続的データの先出し:_ms ソフトシンセなど一部のサウンドデバイスはレイテンシー(発音の遅れ)が長いため、ボリューム、ピッチベンドなどの連続的データにギャップが生じることがあります。このオプションを事前に設定することにより、わずかなテンポチェンジを正確に計算に入れてデータ送信することができます。初期値は15msです(SmarMusicソフトシンセ、Garritan、ハードウェアサウンドデバイス用)。QuickTime用の推奨値は200msです。
参照:
Human Playback初期設定ダイアログボックス
Human Playback初期設定-楽器固有の奏法
Human Playback初期設定-強弱変化とボリューム
Human Playback初期設定-グリッサンドとベンド
Human Playback初期設定-装飾記号とトレモロ
Human Playback初期設定-テンポ変化
Human Playback初期設定-Garritan