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テキストツール

〔テキスト〕ツールを使うと、楽譜のタイトル(曲名)をはじめ、ヘッダ、フッタ、ページ番号、コピーライト(著作権)についての記述、演奏に関する情報や、何度も出現したり複数のページにまたがって表示されるテキストなど、様々なテキストブロックをスコアに直接入力することができます。また、テキストブロックの調整、位置合わせ、配置のほか、テキストのフォントやスタイルの設定についても画面上で直接おこなうことができます。

〔テキスト〕ツールをクリックすると、〔文字〕メニューが表示されます。〔文字〕メニューでは、テキストブロック内のテキスト(文字)のフォントやスタイルなどを指定したり、テキストブロックの位置合わせ、テキストブロックの周りに表示される枠(境界線)に使用する図形や修飾方法の指定、テキストブロックの小節やページへの割り付け、テキストブロックを表示したいページ範囲の指定などをおこないます。

〔文字〕メニューでは、選択中のテキストブロックの設定状況についてそれぞれチェックマークがつきます。たとえば「10ポイントで太字」と指定してあるテキストボックスを選択して〔文字〕メニューを開くと、〔サイズ〕サブメニューでは“10”に、〔スタイル〕サブメニューでは“ボールド”にチェックマークがつきます。選択中のテキストブロックに複数の書体が含まれていたり、異なる設定のテキストブロックを複数選択していたりした場合など、設定が一種類でない場合は、各メニューともチェックマークは表示されません。設定を変更したい場合は、新たに設定内容を選択してください。また、変更した設定を元の状態に戻す場合は、〔編集〕メニューから〔取り消し〕を選択してください。

テキストブロックのハンドルが1つも選択されていない場合は、各メニューにデフォルトのテキストブロック設定が表示されます。このデフォルトの設定についても、メニューから新たな設定を選択して変更することができます。設定を元の状態に戻すには、〔編集〕メニューから〔取り消し〕を選択してください。

複数のテキストブロックハンドルを選択して、設定を適用することもできます。また、設定変更を取り消すこともできます。

テキストブロックの内容を編集した場合についても、〔編集〕メニューから〔取り消し〕を選択して設定変更を元の状態に戻すことができます。〔テキスト編集〕ダイアログボックスでおこなった変更については、ダイアログボックスを開いたままで引き続き個別に取り消すこともできますが、〔テキスト編集〕ダイアログボックスを閉じた後で〔取り消し〕を選択すると、ダイアログボックスを開く前の状態に戻ります。

スコア譜のテキストとリンク先パート譜のテキストの関係については、リンクしたパート譜のページ付随のテキストおよびリンクしたパート譜の小節付随のテキストをご参照ください。

〔テキスト〕ツールを選択すると、メニューバーに〔文字〕メニューが表示されます。楽譜上のすべてのテキストブロックにハンドルが表示されます。

効率よく作業するには:

 

参照:

文字メニュー

ファイル別オプション-テキスト

メイン・ツール・パレット

 

 

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