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表示 / ページ表示

〔ページ表示〕は、Finaleの3つの楽譜表示形式のうちの1つです(他の2つはスクロール表示とスタジオ表示です)。初期設定では、新規ファイルを開くときにページ表示が選択されます。別の表示モードで新規ファイルを開くには、〔環境設定-新規〕ダイアログボックスで設定を変更します。ページ表示では、印刷された時と同じように画面上に表示されます。例えば、楽譜はページ上に組段ごとにレイアウトされ、(スクロール表示では表示されない)ページ付随のテキストブロックやグラフィックも小節付随のものと同様に表示され、各組段は含まれる小節の数や左右の余白に合わせて自動的に小節の幅が調整されます。このため、スクロール表示では少々密集して表示されるような小節もページ表示ではきちんと表示されます。

ページ表示では、Finaleのすべてのツールが動作します。〔選択〕ツールや〔音符移動〕ツールなどの機能の中には、一方の表示形式では使用できてももう一方ではできないものもあります。また〔表示〕メニューの中には、ページ表示でのみ有効な以下のような機能があります。〔ウィンドウに収めて表示〕を選択した場合、Finaleはページ全体を画面に一度に表示できるよう楽譜の表示サイズを縮小させます。

一般的に、〔ページ表示〕はスクロール表示より描画速度が若干遅くなります。ページ表示では、画面を再描画するたびに多くの楽譜を描画するだけでなく、ページレイアウトなど多くの計算も実行しています。

Command+Eキーを押すごとに、スクロール表示とページ表示が交互に切り替わります。スタジオ表示に切り替えるには、Command+Shift+Eキーを押します。

 

 

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