- 図形作成ウィンドウは、上部に描画ツール、右側にカーソル位置を示す座標ボックスがあります。詳しくは図形作成ウィンドウをご参照ください。
図形が非常に大きいかあるいは小さい場合は、〔表示〕ポップアップメニューを使用して表示倍率を変更することができます。また、〔図形作成〕メニューから、定規やグリッドを表示させることができます。
- 作図に使用したいツールをクリックし、次に描画エリアでマウスをドラッグします。作成される線の種類は、選択したツールによって決まります。例えば直線を作成するなら、〔直線〕ツールをクリックしてから描画エリアでドラッグします。マウスのボタンを離すと線あるいは図形が作成されます。一度作成した図形の長さ、線幅、角度などはいつでも簡単に変更できます。詳しくは図形作成ダイアログボックスをご参照ください。
- 〔選択〕ツールを選んで、図形をクリックします。ハンドル(コントロールポイント)をドラッグして、図形の外観を調整します。また、〔選択〕ツールを選んで図形をクリックし(コントロールポイントが表示されます)、さらに図形をクリックして(コントロールポイントをつかまないで)ドラッグすることで、中心点を基準にした図形の位置を調整します。〔横〕および〔縦〕ボックスの数値を変更することにより、図形の位置を正確に指定することもできます。〔横〕の数値は、中心点(小さい白い円)からの水平位置を表します。〔縦〕の数値は垂直位置を表します。計測単位は、〔図形作成〕メニューの〔定規とグリッド〕コマンドを使用して選択したものが使用されます。
また図形が楽譜上に挿入された時の、図形のハンドルが表示される場所を示します。折れ線または多角形の輪郭上に表示される8つのハンドルのいずれかをドラッグすると、オブジェクトのサイズを変更することができます。折れ線、多角形、あるいは括弧の輪郭を示す各コントロールポイントを表示させるには、オブジェクトをダブルクリックします。曲線またはスラーを編集するには、一度クリックして3つのドラッグ可能なハンドルを表示させ、いずれかのハンドルをダブルクリックしてさらに細かく制御するための4つのコントロールハンドルを表示させます。(矢印キーを使用すると、選択したハンドルを1 EVPU(1/288インチ)ずつ動かすことができます。)
- 作成した複数の図形を1つの図形にグループ化したい場合は、それらの図形を選択して、〔図形作成〕メニューから〔グループ〕を選びます。複数の図形を選択したい場合は、〔選択〕ツールをクリックします。Shiftキーを押しながらオブジェクトをクリックしたり、それらのオブジェクトをドラッグしながら囲んで選択することもできます。また、すべてのオブジェクトを選択したい場合は、〔編集〕メニューから〔すべてを選択〕を選びます。いったんグループ化されたオブジェクト群の相対関係はロックされ、グループ全体で移動や変形がおこなわれます。同様の方法で、グループ化したオブジェクトをさらにまとめて、入れ子状になったグループ化図形(グループのグループ化)を作成することもできます。グループを解除したい場合は、オブジェクトを選択して、〔図形作成〕メニューから〔グループ解除〕を選びます。
- 図形の重なり具合は、〔図形作成〕メニューの〔背面へ送る〕および〔前面に出す〕コマンドを使用して設定します。詳しくは図形作成メニューをご参照ください。
- 輪郭が閉じている図形を塗りつぶしたい場合は、該当する図形をクリックし、(〔図形作成〕メニューの)〔塗りつぶし〕サブメニューで塗りの濃度を選択します。〔黒〕、〔白〕、あるいは任意の濃度の灰色を選択することができます。
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Returnキーを2回押します。(MIDI反映図形ではなく)発想記号を作成している場合、〔図形発想記号の設計〕ダイアログボックスに戻ります。
〔小節の幅に合わせて伸縮〕を選択すると、小節幅が広がった場合に楽譜に沿って図形を引き伸ばすことができます。例えば、ハープ・ペダルのダイアグラムなどのサイズが決まっている図形には〔小節の幅に合わせて伸縮〕の設定は不要ですが、スラー、クレッシェンド、グリッサンドなどではこの指定をしておくと便利です。
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Commandキーを押しながら〔OK〕ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じます。図形が楽譜上に表示されたら、ハンドルをドラッグして表示位置を調整することができます。図形を引き伸ばすには、ハンドルをダブルクリックして8つのコントロールポイントを表示させます。