小節線
〔五線〕ツールを使用すると、グループ内の五線間の小節線を分断することができます。PrintMusic 2001以降で作成されたファイルでは、自動的に最後の小節が終止線になります。小節を削除したり追加しても、つねに最後の小節が終止線に設定しなおされます。
五線間の小節線をつなぐには
括弧でまとめられた五線では、それぞれの五線の間の小節線がつながって表示され、それらがグループ化されていることを強調します。
この作業を行う前に、画面表示がスクロール表示になっていることを確認してください。まだページ表示の場合は〔表示〕メニューから〔スクロール表示〕を選択してください。
- 〔五線〕ツール をクリックしてください。 〔五線〕メニューが表示されます。
- それぞれの五線にハンドルが表示されますので、グループとしてまとめたい五線のハンドルをShiftキーを押さえながらひとつずつクリックして選択するか、ドラッグで囲むように選択してください。 あるいは、全体をまとめたい場合はなにもハンドルを選ばないで次へ進んでください。もし括弧を作成していない場合は作成をおこなってください。 詳しくは 括弧の属性ダイアログボックスをご参照ください。
- 〔五線〕メニューから〔括弧追加〕を選択します。〔括弧追加〕ダイアログボックスが表示されますので、任意の括弧を選択してください。 詳しくは括弧追加ダイアログボックスの項をご参照ください。
ヒント: ページ表示にしたときに括弧や小節線表示が適用されない場合は、〔ページレイアウト〕ツールにて〔五線を個別に移動可能にする〕のオプションを解除してみてください。その後必要に応じて同オプションを再度有効にしてください。
五線間の小節線を分断するには
五線をグループ化したときに表示される五線間の小節線を非表示にしたい場合は、下記の手順を実行してください。
- 〔五線〕ツール をクリックしてください。 〔五線〕メニューが表示されます。
- 小節線を分断したいポイントの真下にある五線のハンドルを選択して、〔五線〕メニューから〔五線の属性〕を選択してください。 あるいは該当する五線のハンドルをダブルクリックしてください。〔五線の属性〕ダイアログボックスが表示されます。
- 〔組段内の五線間の小節線を分断する〕を選択して〔OK〕をクリックしてください。 楽譜上に戻ります。先ほど選択した五線の上の部分の小節線が非表示になります。
複縦線、終止線、太線の小節線を作成するには
- 〔小節〕ツール を選択し、変更したい小節線のハンドルをダブルクリックしてください。 〔小節の属性〕ダイアログボックスが表示されます。
- 変更したい小節線のタイプを選択します。
- 〔OK〕をクリックして(あるいはreturnキーを押して)ください。
小節線を移動させるには
- 〔小節〕ツール を選択してください。それぞれの小節線にハンドルが表示されます。
- 移動させたい小節線のハンドルを左右にドラッグしてください。 前後の小節が狭くまたは広くなります。もしページ表示にて小節線の移動をおこないたい場合、右の小節をドラッグして小節の幅の変更をおこなうこと以外に、小節の幅の数値の調節をページレイアウト的に改良をおこなうこともできます。(最後の小節以外の全ての小節の調整をおこなうことができます。)
段の冒頭の左小節線を表示するには
- 〔小節〕ツール を選択し、左小節線として複縦線または太線を適用したい箇所の、直前の小節(前の段の最終小節)をダブルクリックします。 〔小節の属性〕ダイアログボックスが表示されます。すべての左小節線が通常の小節線でかまわない場合は選択する必要はありません。
- 使用したい小節線の種類をクリックして〔OK〕をクリックして(あるいはreturnキーを押して)ください。
- 〔書類〕メニューから〔左小節線に前の小節線を使用〕を選択してください。