書類メニュー

【このメニューを表示するには】

〔書類〕メニューはPrintMusicのメニューバーにつねに表示されています。

【機能について】

このメニューには、PrintMusicが自由自在に柔軟な記譜を行なうためのさまざまな設定項目が含まれています。

• 編集中のレイヤーのみ表示 PrintMusicのそれぞれの五線は４つのレイヤーで構成され、それぞれのレイヤーは、リズム的に独立した音形をもつことができます。一度に編集することができるのは選択された１つのレイヤーだけで、編集中のレイヤーはつねにドキュメントウィンドウの左下角のポップアップメニューによって表示され、また〔表示〕メニューの〔レイヤー選択〕のサブメニューにもチェックマークが入ります。

このコマンドを選択する（チェックマークを付ける）と、残りの３つのレイヤーは非表示になります。非表示のレイヤーはほとんどのツールから影響されません。例えば、ある部分に〔ブロック編集〕ツールの操作をしても、非表示のレイヤーの楽譜はコピーおよびペーストされません。これは、楽譜中の特定のレイヤーのみをコピーまたはペーストしたいときに便利です。

このコマンドを再度選択すると選択が解除され（チェックマークが消える）、他の３つのレイヤーが再び表示されます。

• 移調楽器を実音で表示 PrintMusicでは、〔五線の属性〕ダイアログボックスまたは楽譜スタイルを使用して移調楽器として設定された、例えばトランペットやクラリネットなどのパートの五線は、常にその楽器用に移調されたキーで表示されます。しかし、このコマンドを選択すると、すべての移調楽器を実音で表示することが可能です。選択していない場合には、移調楽器の音符はそれぞれの移調されたキーで表示されます。（〔ステップ入力〕や〔高速ステップ入力〕ツールによって入力された譜面は、すでに移調されたものとして処理されます。つまり、〔高速ステップ入力〕ツールのMIDI入力機能を使用してMIDIキーボードでドの音を弾いて入力すると、MIDI機器からは違う音が発音されますが、記譜上はCの音として移調された譜面に表示されます。）
• 段末に予告を表示 組段の終端で調号や拍子記号、音部記号が変更されている場合は慣習により演奏者に注意を促すために次に表示される調、拍子、音部記号を直前の組段の右端に表示します。このような予告の調号、拍子記号、音部記号を表示させたい場合は、このメニュー項目を選択してください。項目が選択されるとチェックマークが表示されます。再びメニュー項目を選択すると選択が解除されます。
• Left 左小節線に前の小節線を使用　このメニュー項目を選択すると、直前の小節で使用されている小節線を組段の左端の小節線として使用します。項目が選択されるとチェックマークが表示されます。再びメニュー項目を選択すると選択が解除されます。
• 弱起の設定 このコマンドを選択すると〔弱起の設定〕ダイアログボックスが表示され、楽譜の冒頭に弱起の小節を作成することができます。詳しくは弱起の設定ダイアログボックスの項をご覧ください。
• デフォルトフォントの選択　このコマンドを選択すると〔デフォルトフォントの選択〕ダイアログボックスが表示され、テキストブロックや歌詞、コードネームに使用されるデフォルトフォント（初期設定のフォント）を指定することができます。詳しくはデフォルトフォントの選択ダイアログボックスをご覧ください。
• プレイバックと録音時に反復記号を無視 このオプションを選択すると、プレイバック時に反復記号が無視され、小節をそのまま前から最後まで進むようになります。反復記号（小節線とテキスト指示）の項も併せてご覧ください。

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