発想記号は、楽曲のフレーズをどう解釈(表現)するかを演奏者に伝える働きをします。PrintMusicでは、強弱記号、速度標語(例:Allegro)、奏法表示(例:pizz.)などが発想記号として取り扱われます。発想記号は位置設定を伴うので、リハーサルマークなどの記号も発想記号として扱います。(スラー、松葉形クレッシェンドなどの図形も表現方法を指示する記号ですが、これらは図形として取り扱われるため変形図形として設定します。特定の音符/拍に適用する記号は、アーティキュレーションとして設定します。)
似たタイプの発想記号は位置や外観の設定が共通していることが多いので、PrintMusic 2010では、発想記号を6つのカテゴリに分類しています。同じカテゴリに属する記号には、同じフォント、フォントサイズ、配置設定が自動的に適用されます。
発想記号の種類 | 例 |
強弱記号 |
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速度標語 |
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速度変化 |
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発想標語 |
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演奏指示 |
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リハーサルマーク |
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複数の五線をもつ楽譜ではいくつかのマークを特定の五線上にのみ記載して煩雑さを避けるというのが標準的な楽譜作成のルールになっています。例えばテンポの記号であるAllergo通常いちばん上の五線にのみ、または各楽器グループのいちばん上ののみ記載します。テンポ変更やリハーサルマークの追加をおこなう際にPrintMusicは自動的にそれらのマーキングの適切な配置位置を決定します。これらのマーキングはスコア全体に影響を与えるものです。
個々の記号に関する説明は、速度標語、クレッシェンドなどのトピックを参照してください。
リスト内に使用したいマーキングが表示されている場合、ダブルクリックするか、クリックした上で[選択]を押してください。楽譜にマーキングが表示されます。もしされない場合、下記の手順に従って発想記号の作成をお試しください。
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