【この機能に到達するには】
〔表示〕メニューから〔ページ表示〕を選択します。
【機能について】
〔ページ表示〕は2つのPrintMusicにおける楽譜表示形式のうちの1つ（もう1つはスクロール表示）です。これはデフォルトの表示形式で、新規にファイルを作成した時もまずこの表示形式で表示されます。ページ表示では、印刷された時と同じように画面上に表示されます。例えば、楽譜はページ上に組段毎にレイアウトされ、（スクロール表示では表示されなかった）ページ付随のテキストブロックやグラフィックも小節付随のものと同様に表示され、各組段は含まれる小節の数や左右の余白に合わせて自動的に小節の幅が調整されます。このため、スクロール表示では少々密集して表示されるような小節もページ表示ではきちんと表示されます。
ページ表示では、PrintMusicのすべてのツールが使用できます。また〔表示〕メニューの中には、ページ表示でのみ有効な以下のような機能があります。〔ウィンドウに収めて表示〕を選択した場合、PrintMusicはページ全体を画面に一度に表示できるよう楽譜の表示サイズを縮小させます。
一般的に、〔ページ表示〕はスクロール表示より描画速度が若干遅くなります。ページ表示では、PrintMusicは画面を再描画する度に、より多くの楽譜を描画するだけでなくレイアウト計算などのより多くの計算もしなくてはなりません。
すべての作業について常にPrintMusicはレイアウト情報を更新しているわけではないので、時折〔ページ表示〕で小節が不規則にスペーシングされる場合があります。PrintMusicは〔プログラムオプション〕で〔自動レイアウト更新〕が選択されていない場合、〔ユーティリティ〕メニューから〔レイアウト更新〕を選択しない限り小節幅の再計算はおこないません。このコマンドは現在表示しているページから楽譜の最後までの全ページの再フォーマットをおこない、スペーシングされた小節のレイアウトを再計算します（楽譜のレイアウトを全体にわたって更新する必要があれば〔レイアウト更新コマンド〕をスクロール表示か、ページ表示の1ページ目が表示されている状態で選択してください）。
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