PrintMusicが実際の演奏を採譜している時、シンコペーションをどの様に扱うかを指定する事ができます。例えば、状況によって同じシンコペーションのリズムに対して、以下のいずれかの表記法を採用することができます。
左側：タイでつながれたシンコペーション音符 右側：「タイを使用しない」シンコペーション音符
PrintMusicはこれらのシンコペーションをどの様に記譜するかを、拍子と〔クォンタイズ設定〕ダイアログボックスで設定された〔シンコペーションはタイを使用する〕の設定によって決定しています。
【タイを使わないシンコペーション】
例えば現在の拍子の単位音符が4分音符の場合（4分の○拍子という場合）、PrintMusicに8分音符のシンコペーションをタイを用いる表記（上図の左の例）ではなく、8分－4分－8分（上図の右の例）のように記譜するように設定することができます。その際には、採譜する前に以下のように設定する必要があります。
拍子の単位音符が4分音符である場合、同じ考え方で4分音符のシンコペーションを4分音符－2分音符－4分音符のリズムで記譜するよう設定できます。
また、採譜の前に拍子を2分の2拍子（または2分音符に基づいた拍子）に設定したとき（拍子の設定方法については拍子記号をご参照ください）。8分音符－4分音符－8分音符のリズムを「タイを使用しない」シンコペーションとして記譜することができます。採譜を終了した後、必要に応じて拍子を元の4分の4拍子に戻してください。
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