音部記号ツール

• 小節途中の音部記号を持たない任意の小節をダブルクリックすると〔音部記号の変更〕ダイアログボックスが表示され、希望する小節への音部記号の選択が可能になります。
• 小節途中の音部記号を持つ小節をクリックすると、各音部記号にハンドルが表示されます。
• 小節途中の音部記号の位置を修正するには、表示されたハンドルを左右にドラッグしてください。音部記号を移動させると、その前後にある音符は音部記号に合わせて自動的にピッチが修正されます。
• 小節途中の音部記号を左小節線の左側まで移動すると、通常の（小節線の左に表示される）音部記号変更に変換されます。
• 小節途中の音部記号のハンドルはクリックで選択できます。小節途中の音部記号を消去するためにはDeleteキーを押すか、ハンドルを右クリックした後にコンテクストメニューから〔削除〕を選択してください。Shift＋クリックにより他のハンドルを選択したり、ドラッグで囲んで複数のハンドルを選択することも可能です。
• 小節途中の音部記号のハンドルをダブルクリックし、2回目のクリックの時にマウスボタンを放さずにハンドルを左右にドラッグすると、その音部記号を（例えば、ヘ音からト音記号へ）変更することができます。水平方向に続けてドラッグしていくと、18種類の音部記号を順番に表示していきます。
• 小節途中の音部記号ハンドルをCtrlクリックするか、右クリックしてコンテクストメニューから〔音部記号定義の編集〕を選択すると、音部記号やその挿入位置を変更したり、もしくは音部記号をひとつに統一する（この場合、音部記号は前の小節線の直前に表示され移動できないようになります）ことができます。
• ハイライト表示された小節の範囲をクリックして〔音部記号の選択〕ダイアログボックスを開くと、その範囲すべてに対して音部記号を変更できます。

それぞれの音部記号には、キーをタイプするだけで特定の音部記号を選択できるようにするマクロ機能を割り当てることができます。特に、楽譜上にいくつも同じ音部記号を置かなければいけない時などには便利でしょう。音部記号のマクロ機能には、任意の数字キーとアルファベット・キーを割り当てることができます。

音部記号にマクロ機能を設定するには

〔音部記号〕ツールをクリックします。Shiftキーと任意の数字キーまたは英文字キーを押します。〔音部記号の選択〕ダイアログボックスが表示されるので、割り当てたい音部記号を選択します。〔OK〕をクリックします（またはEnterキーを押します）。

音部記号のマクロ機能を使用するには

〔音部記号〕ツールをクリックします。小節の一部分をハイライト表示し、目的のマクロ機能のキーを押すと、ハイライト表示された部分に新しい音部記号が適用されます。

 

もしくは、目的のマクロ機能のキーを押しながら、以下のいずれかをおこないます。

• 曲の最初の音符の直前をクリックすると、最初に表示される音部記号を変更することができます。
• 小節の冒頭の音符の直前をクリックすると、その小節以降の範囲に対しての音部記号を変更する ことができます。
• 小節内の音符同士の間をクリックすると、クリックした位置より以降の範囲に対する、新たな小節途中の音部記号を設定することが可能になります。

コンテクストメニューは、記号類のハンドルを右クリックすると表示されます。コンテクストメニューに表示される項目はクリックした箇所によって異なります。下の表をご参照ください。

 

メニュー項目	機能
音部記号定義の編集	〔小節途中に置く音部記号〕ダイアログボックスの表示
削除	選択した小節途中音部記号の削除