マウスを使って楽譜を入力するには
- 〔ステップ入力〕ツール
をクリックします。〔ステップ入力〕パレットが表示されます。(パレットが表示されない場合は、〔ウィンドウ〕メニューから〔ステップ入力パレット〕および〔ステップ入力休符パレット〕を選択してください。)パレットを移動したり、形を変更するための詳しい情報は、ステップ入力パレットをご参照ください。
- パレット内の、入力したい音符(音価)のアイコンをクリックしてください。必要に応じて、〔シャープ〕〔フラット〕〔装飾音符〕〔連符〕〔付点〕〔タイ〕などの各ツールを追加選択して、五線をクリックします。クリックされた位置に音符が表示されます。和音を作成するには、最初の音符の上部か下部の別のピッチをクリックします。
連符(3連符、5連符など)を入力したい場合は、〔ステップ入力〕パレットの〔連符〕ツールと連符に含まれる音価のツールをクリックしてください。また、これは各項の解説に共通しますが、アイコンをクリックして選択する代わりに、キーボードショートカットを使用してツールを切り替えることもできます(例えば、テンキーの1〜8の数字を押すと、64分音符から倍全音符のツールを選択できます)。
ステップ入力のショートカットキー一覧については、クイックリファレンスカードかステップ入力ツールをご参照ください。
- 音符の音価を変更するには、新しい音価に対応するアイコンをクリックしてから、音符をクリックします。
- 休符の音価を変更するには、〔ステップ入力休符〕パレットから使用したい音価を持つ休符のアイコンを選択して、変更したい休符をクリックします。
- 音符を休符に変更するには、まずその音符をCtrl+クリックで選択し、Rキーを押します。選択された音符が休符に変更されます。
- 音符を削除するには、〔消しゴム〕ツール
をクリックして、消したい音符をクリックします。音符が消去されます。和音の中の特定の符頭をクリックした場合は、その音だけが消去されます。休符をクリックした場合は、その休符が削除されます。
- 音符を垂直方向に移動するには、その音符をクリックして上下にドラッグします。休符を上下に移動するには、Ctrl+クリックでその休符を選択してから上下にドラッグします。和音全体を移動するには、Ctrlキーを押しながら符尾など符頭以外を上下にドラッグします。またはCtrl+Aキーを押し、上下の矢印キーを押します。
- 音符/休符を非表示にするには、Ctrl+クリックでその音符/休符を選択し、Hキーを押します。Hキーを押すごとに、表示/非表示が切り替わります。音符と休符を隠す、音符と休符を表示プラグインもあわせてご覧ください。
- 符尾の向きを反転させるには、Ctrl+クリックでその音符を選択し、Lキーを押します。ただし、これにより符尾の向きは固定されますので、その後その音符が移調されても、符尾の向きは自動調整されません。元の反転可能な状態に戻すには、Shift+Lキーを押してください。
- 音符にシャープ、フラット、ナチュラルをつけるには、〔シャープ〕ツール
、〔フラット〕ツール
、〔ナチュラル〕ツール
のいずれかをクリックして、目的の音符をクリックします。調号に応じて、必要な箇所にシャープ、フラット、ナチュラルが表示されます。
- 音符を半音単位で上昇/下降させたい場合は、〔半音上昇〕ツールまたは〔半音下降〕ツールをダブルクリックして、音符をクリックします。クリックされた音符は半音単位で上昇/下降します。調号に合わせて自動的に臨時記号が表示されます。
- 音符から臨時記号を取り除くには、〔消しゴム〕ツール
をクリックして、その臨時記号をクリックします。
- 親切臨時記号を非表示にするには、Ctrl+クリックでその音符を選択し、Ctrl+Shift+ハイフン(-)キーを押します。もともと臨時記号が表示されていない音符でこれを実行すると、親切臨時記号が表示されます。臨時記号に括弧を付けたい場合は、Pキーを押してください。
- 次の音符とタイでつなぐには、〔タイ〕ツール
をダブルクリックして、その音符をクリックします。和音のすべての音符にタイをつける場合は、符頭以外の部分をクリックしてください。もう一度クリックすると、タイは解除されます。
- タイの向きを変えるには、Ctrl+Fキーを押します。
- 音符に付点を付けるに合は、〔付点〕ツール
をダブルクリックして、その音符をクリックします。もう一度クリックすると、さらに付点が追加されます(付点は10個まで追加できます)。付点を消去するには、〔消しゴム〕ツール
で消したい付点をクリックしてください。すべての付点が消去されます。
- 音符を装飾音符に変更するには、〔装飾音符〕ツール
をダブルクリックして、その音符をクリックします。もう一度クリックすると、通常の音符に戻ります。その装飾音符が選択されている時にAlt+Gキーを押すと、押すたびに装飾音符と通常の音符が切り替わります。ただし、〔ファイル別オプション〕ダイアログボックスの〔装飾音符〕欄で〔つねに旗付き装飾音符にスラッシュを付ける〕のチェックが外れている場合は、通常の音符、スラッシュのない装飾音符、スラッシュ付き装飾音符の3種類の間で切り替わります。
- 連桁を連結または切り離する場合は、Ctrl+クリックでその音符を選択し、スラッシュ(/)キーを押します。連桁が連結されていない場合は、スラッシュキーを押すと連結されます。連桁がすでに連結されている場合は、キーを押すと連桁は切り離されます(他の連桁ともつながっていない場合は、その音符は孤立した旗の表記となります)。Shift+スラッシュ(/)キーを押すと、〔ファイル別オプション〕ダイアログボックスの〔連桁〕欄で定義されている初期設定の状態に戻ります。
- 連桁の角度を水平にするには、Ctrl+クリックでその音符を選択し、Alt+スラッシュ(/)キーを押します。その連桁が傾いている場合は、水平になります。すでに水平になっている場合は、その連桁の初期設定の状態に戻ります。水平な連桁プラグイン、水平な連桁(解除)プラグインをご参照ください。
- 連符を入力するには、〔連符〕ツール
をクリックし、入力したい連符の音価のアイコンをクリックして、五線上をクリックします。複雑な連符を作成する場合は、音符をShift+クリックして、〔ステップ入力連符定義ダイアログボックス〕を表示してください。