Finale 2009aとFinale 2010の間で変更された項目は次のとおりです。
〔環境設定-表示〕ダイアログボックスで、ハンドルのサイズと透明/不透明を指定できるようになりました。
Finale 2009までの「パーカッション・マップ」はなくなり、Finale 2010では、従来のパーカッション・マップの機能がパーカッション・レイアウトとパーカッションMIDIマップに分かれました。
〔パーカッション・マップ作成〕ダイアログボックスが〔パーカッション・レイアウト設計〕ダイアログボックスに変わりました。Finale 2010では、このダイアログボックスでパーカッション楽器に五線上の位置と符頭を割り当てます。
音符の入力時に、対応するパーカッション楽器が自動で表示されるようになりました。〔MIDI/Audio〕メニューでプレイバックデバイスを変更した結果、MIDIノートとパーカッション楽器の対応関係が変わっても、スコア・マネージャーでパーカッションMIDIマップを切り替えるだけで適切な音色で再生できます。
外部MIDIデバイスを使ってパーカッションパートの音符を入力する場合、使用する外部MIDIデバイスに合ったパーカッション入力マップを選択することにより、目的のパーカッション楽器を正しい五線位置に入力することができます。〔MIDIセットアップ〕ダイアログボックスからパーカッション入力マップを選択できます。パーカッション入力マップ ダイアログボックスをご参照ください。
〔コード〕メニューの〔フレットボードのサイズ変更〕コマンドと、〔フレットボードのサイズ変更〕ダイアログボックスがなくなりました。Finale 2010では、〔ファイル別オプション-コードネーム〕ダイアログボックスでファイル全体のフレットボードサイズを変更します。特定範囲のフレットボードのサイズを変更するには、〔入力されたコード定義の変更〕ダイアログボックスを使います。
Finaleの標準の手書き風フォントとして、Broadway Copyistフォントが新しく追加されました。
削除または変更されたメニュー項目は次のとおりです。
〔ユーティリティ〕メニューに〔パーカッションの変更〕コマンドが追加され、範囲選択してパーカッションの楽器タイプを変更できるようになりました。ユーティリティメニューをご参照ください。
Finaleに収録されているワークシートを開くとき、このコマンドを選択します。ファイルメニューおよびワークシートをご参照ください。
このオプションを選択することにより、パーカッションパートの各音符にMIDIノート番号が表示されるようになりました。表示 / 表示する項目 / パーカッションMIDIノート番号をご参照ください。
新しいダイアログボックスが追加されました。このダイアログボックスを開くには、パーカッションパートの小節範囲を選択して〔ユーティリティ〕メニューから〔パーカッションの変更〕を選択します。現在のパーカッション楽器を別の楽器タイプに変更できます。パーカッションの変更ダイアログボックスをご参照ください。
〔パーカッションMIDIマップの編集〕ダイアログボックスにパーカッション編集のオプションがいくつか追加されました。
Finale 2009以降に場所または名前が変更になったメニューコマンドの一覧を次表に示します。Finale 2010で新設されたコマンド、メニュー、サブメニューにはアスタリスク(*)が付いています。Finale 2011で追加、変更されたメニュー項目については、Finale 2010とFinale 2011のメニュー項目対応表をご参照ください。
Finale 2009メニューコマンド名 | Finale 2009メニュー | Finale 2010メニュー | Finale 2010メニューコマンド名 |
楽譜へ直接タイプ | コード | 変更なし | - (「手動入力」参照) |
MIDI入力を使用 | コード | 変更なし | MIDI入力を使用 |
- | - | ユーティリティ | * パーカッションの変更 |
- | - | ファイル | * ワークシートを開く |
- | - | 表示 / 表示する項目 | * パーカッションMIDIノート番号 |
Finale User Manual Home
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