全休符

PrintMusicでは、作業を軽減するために、楽譜上のすべての空白の小節には最初から全休符が自動的に置かれます。これらデフォルトの全休符と、PrintMusicの各種入力ツールを使用して自分で入力した本物の全休符の違いを理解することは大変重要です。

例えば、歌詞の割り当てを行っている時は自動的に休符がスキップされますが、コードや歌詞の音節を本物の全休符に割り当てることができます。本物の全休符は〔高速ステップ入力〕ツールを使用して上下に移動できます。

音符または他の種類の休符と同様に、「本物」の全休符だけが楽譜への入力要素として認知されます。従って、本物の全休符は長休符の一部とはなりません。小節に全休符として表示されます。

実際の全休符を追加するには

• 〔高速ステップ入力〕ツール をクリックします。次に対象の小節をクリックします。編集フレームが表示されます。
• 7キーを押します。〔高速ステップ〕メニューで〔MIDIキーボードを使用〕がオンになっている場合、全休符が表示されます。〔高速ステップ〕メニューで〔MIDIキーボードを使用〕がオフになっている場合、全音符が表示されます。その場合はその全音符をクリックして、次にclearキーを押すか、またはshiftキーを押しながらdeleteキーを押すと、その全音符が全休符に変更されます。

実際の全休符を移動するには

• 〔高速ステップ入力〕ツール をクリックし、次に対象の小節をクリックします。編集フレームが表示されます。
• 休符を上下にドラッグします。全休符をすべての「線上」や「線間」にドラッグできます。五線の外に表示される時は加線が表示されますので、２分休符と区別がつきます。

小節内の足りない拍を休符で埋めるには

• 〔選択〕ツール をクリックし、次に休符を埋めたい小節の範囲を選択します。範囲を選択する方法については、楽譜の選択をご覧ください。
• 〔ユーティリティ〕メニューの〔その他のユーティリティ〕から〔休符で埋める〕を選択してください。PrintMusicは選択された範囲を見回して拍が足りない小節に自動的に足りない分だけ休符を追加します。ただしこの方法では、何も入力されていない空の小節には、実際の全休符は挿入されないのでご注意ください。

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