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デフォルトの新規ファイル

「デフォルトの新規ファイル」とは、Finaleに付属している楽譜ファイルの1つです。〔ファイル〕メニューの〔新規作成〕から〔デフォルトの新規ファイル〕を選択するか、 新しいタブを開くか、MusicXMLファイルをインポートまたはMIDIファイルを開く操作によりFinaleを作成するとき、デフォルトの新規ファイルが表示されます。〔環境設定-新規〕ダイアログボックスで、デフォルトの新規ファイルとして使用するファイルを指定できます。

デフォルトの新規ファイルが「Music Files/Default Files」フォルダにない場合は、完全に未設定の状態で1小節だけの楽譜が入った新規ファイルが開きます。

デフォルトの新規ファイルを選択すると、「Kousaku Font Default」というファイルをひな形にして、五線を1本表示した新しい名称未設定ファイルが開きます。デフォルトの新規ファイルには、発想記号、アーティキュレーション、反復記号、変形図形など、各記号を選択するダイアログボックスにデフォルトで表示される記号が含まれています。Finaleの「Music Files/Default Files」フォルダにデフォルトの新規ファイルを置いておけば、〔ファイル〕メニューの〔新規作成〕から〔デフォルトの新規ファイル〕を選択するとき、自分の好みの設定が読み込まれた新規ファイルが開きます。

Finaleには、複数のデフォルト新規ファイルが付属しています。いずれも、記譜用フォントとして出版譜スタイルのフォントまたは手書き風フォントを使用するように作成されています。Finale Maestro Font Defaultは出版譜スタイルのフォント、Finale Broadway Font DefaultとFinale Jazz Font Defaultは手書き風のフォントを使用しています。いずれも、SMuFL対応フォントをデフォルトの記譜用フォントに使用しています。

ヒント: さらに、MakeMusicのレガシーフォントを使用したデフォルト新規ファイルであるMaestro Font Default(出版譜スタイルのMaestroフォント)、Handwritten Default(手書き風のBroadway Copyistフォント、Jazz Font Default(手書き風のJazzフォント)も用意されています。従来のフォントとライブラリを使用する必要がある場合は、こちらをご利用ください。これらのデフォルト新規ファイルのいずれかが使われるようにするには、〔環境設定-新規〕ダイアログボックス〔デフォルトファイルの名前〕に、 ファインダに表示されるものと同じ名前を入力します。

できればこのファイルを自分用にカスタマイズすることをおすすめします。歌詞には別のフォントを使用する、A4サイズの用紙を使用するなど、様々なニーズに応じてカスタマイズしてください。どのような設定形式をひな形にするにしても、Kousaku Font Defaultファイルをカスタマイズするのは簡単です。〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択し、〔開く〕ダイアログボックスを表示します。Finale の「Music Files/Default Files」フォルダに移動して、「Kousaku Font Default」というファイルをダブルクリックして開きます。するとまっさらなファイルが表示されますので、好みに合わせて各種設定の変更を行います。歌詞のフォントやページサイズを変更したり、発想記号を追加したりします。変更が終了したら〔ファイル〕メニューから〔保存〕を選びます(前のKousakuFont Defaultファイルが上書きされます)。その後、新たにFinaleを起動したり、〔ファイル〕メニューの〔新規作成〕から〔デフォルトの新規ファイル〕を選んだときに、自分の好みに合わせて設定されたKousaku Font Defaultファイルが新規ファイルとして複製されて画面上に開かれます。

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