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Finaleの新機能

最新版Finaleのユーザーインタフェース変更項目については、Finale のユーザーインタフェース変更項目をご参照ください。不具合の修正については、Read Me(Finaleのインストールフォルダにあります)に記載されている一覧またはFinaleの改善点をご覧ください。

Finale version 27.3の新機能

JWプラグイン

  • Jari Williamsonのプラグイン集の中の8つが新しくFinaleに付属し、Finaleのインストーラによりインストールされます。JWツールサブメニューをご参照ください。
  • このJWプラグインはSMuFL準拠フォントで動作するようにアップデートされ、いくつかのバグやクラッシュの問題も解消されています。

プラグイン

  • 複声部で構成されリンクしたパート譜を表示中に使用できるFinale付属のプラグインが増えました。プラグインをご参照ください。
  • 〔ラテン・パーカッションの追加〕プラグインにSMuFL対応ファイルが追加されました。
  • 〔アルファベット符頭〕プラグインでSMuFL対応文字が使用可能になりました。
  • 〔強弱記号の自動作成〕プラグインは、SMuFL対応フォントでのみ動作するようになりました。

道具箱ツール

  • 複声部で構成されリンクしたパート譜を表示中に、多くの道具箱ツールを使用できるようになりました。

Finale version 27.2の新機能

Appleシリコン対応

  • Finaleは、ユニバーサル・バイナリ・アプリケーションとしてインストールされ、Appleシリコンのネイティブ・モードで実行できるようになりました。Finale動作環境をご参照ください。
  • ARIA PlayerがAppleシリコンにネイティヴ対応となったバージョン2.001に更新されました。

楽譜書式

  • Finaleの標準楽譜書式のいくつかが、SMuFL準拠の記譜用フォントを使用するように更新されています。
  • Finale AshフォントとFinale Engraverフォントを使用した2つの新しい楽譜書式を追加しました。SMuFLをご参照ください。

デフォルトの新規ファイル

  • デフォルトの新規ファイル「Jazz」が、音楽家Darcy James Argue氏とのコラボレーションにより刷新され、SMuFL準拠のFinale Jazzフォントを使用するようになりました。
  • Finaleのデフォルトの新規ファイルはすべて、SMuFL準拠のフォントを使用するようになりました。(レガシー・バージョンも含まれています。)

フォント

  • 新しいフォントFinale Jazz Text Lowercaseが追加されました。
  • Finale Jazzフォントには、さまざまな括弧を含む、新しいコードサフィックス文字と更新されたコードサフィックス文字を含んでいます。

シェアリング

  • 〔シェア〕ダイアログボックスに、ドキュメントが現在共有されているユーザーの電子メールアドレスが表示されるようになりました。
  • 〔シェア〕ダイアログボックスが更新され、SmartMusicでのプレイリストの共有が原因で発生する可能性のある公開/非公開の同時状態が反映されるようになりました。

Finale version 27.1の新機能

  • SMuFLフォント ドキュメント内のレガシーの非SMuFLフォントをSMuFL準拠の音楽フォントに変換できるようになりました。
  • Human Playback ヒューマン・プレイバックは、SMuFL準拠のフォントを使用する発想記号とアーティキュレーションを認識するようになりました。
  • プラグイン TGツールの簡易ハーモニクス及び簡易トレモロコーダ切れの作成、およびリズムパターンの追加プラグインが更新され、SMuFLフォントで正しいキャラクターが使用されるようになりました。
  • 発想記号の選択  〔発想記号の選択〕文字グリッドは、矢印キーを使用してナビゲートできるようになりました。

Finale version 27.0の新機能

フォントとキャラクタ

  • Finale SMuFL(スムーフル;標準音楽記号レイアウト)に準拠した3,000個近い音楽記号を新たに搭載し、表現力を飛躍的に向上させると共に、記号の検索や作成に費やす時間を減らし、音楽制作に集中できるようになりました。SMuFLは、音楽記号を楽譜作成ソフトウェア共通のレイアウトに編成する包括的な標準として発展しているため、音楽フォントは、それをサポートするすべての楽譜作成ソフトウェアで正しく表示されます。
  • Finale 27では、インストール時にSMuFL準拠フォントであるFinale Maestro、Finale Broadway、Finale Jazz、Finale Engraver、Finale Ashがインストールされます(従来版のFinaleフォントもインストールされます)。
  • Finale 27では、出版譜のデフォルト新規ファイルと楽譜書式にSMuFL準拠のFinale Maestroフォントを使用します。また、従来版フォントも使用可能です。
  • Finale 27では、手書き風楽譜のデフォルト新規ファイルと楽譜書式にSMuFL準拠のFinale Broadwayフォントを使用します。また、従来版フォントも使用可能です。
  • SMuFL準拠フォントの間で記譜用フォントを簡単に切り替えることができます。
  • 主要ライブラリも、SMuFLフォントを使用するように更新されました。
  • 〔キャラクタの選択〕ダイアログボックスには、SMuFLに準拠した各キャラクタ(Finaleで使われるフォントに固有のキャラクタを含む)の簡単な説明が表示されます。
  • 〔キャラクタの選択〕ダイアログボックスにカテゴリフィルタと検索フィールドが追加され、文字が見つけやすくなっています。
  • Finale LyricsフォントとFinale Jazzフォントに英語以外の文字が追加されました。
  • Finaleに同梱されているすべてのフォントは、SIL Open Font Licenseの下で提供されています。

Finale version 27用テンプレート集(日本語版のみ)

  • 日本語版独自の機能として、日本市場向けにリニューアルし、SMuFL記号も取り入れversion 27に最適化した110種類以上のテンプレートを無料ダウンロードできるウェブサイトを新たに開設し、起動パネル上に設置したボタンから同ウェブサイトに容易にアクセスできるようにしました。

ミュージック・シェアリング

  • Finaleで作成した楽曲を無料の練習ツールSmartMusicに直接アップロードすることにより、楽曲を楽譜のみでなくGarritan音源の伴奏および評価機能を搭載した練習ツールのファイルとして、誰とでも素早く簡単に共有できます。(接続先サービスとなるSmartMusicは、version 27.0公開時点では英語でのご使用となります。)
  • Finaleを閉じることなく安全にSmartMusicアカウントにログインできます。
  • メールアドレスを個別に指定することにより、シェア相手を制限することが可能です。
  • 一意のURLリンクを作成することにより、シェア相手を指定せずに楽譜を共有することもできます。
  • シェア相手がPDFをダウンロードできるかどうかを設定できます。
  • シェアリングを行わずに、SmartMusicのコンテンツ・マネージャー(Webアプリ)に楽譜をアップロードすることも可能です。
  • アップロードの際、楽器の割り当てはFinaleにより自動で行われますが、自分で指定することもできます。
  • 実際には、MusicXML形式の楽譜がFinaleからエクスポートされるので、最大限のファイル情報が保持され、Webアプリで表示、プレイバックされます。
  • 〔シェア〕ダイアログボックスに現在のシェアリング状態が表示されます。
  • アップロードした楽譜は、更新、削除ができます(Assignmentテンプレートで使われている楽譜を除く)。
  • アップロードした楽譜は、SmartMusicのコンテンツ・マネージャー(Webアプリ)で管理、共有、編集ができます。

MusicXML 4.0対応

  • 移調パートを含むコンサートピッチ(実音表示)スコアのエクスポート/インポートに対応しました。
  • プレイバック時のスウィングのエクスポート/インポートに対応しました。
  • コードスタイル「ローマ数字」および「度数表記」のエクスポート/インポートに対応しました。
  • 指定ベース音の書式設定(コードの後、コードの下、コードの右下)のエクスポート/インポートに対応しました。
  • アップストロークなしに中断しダウンストロークなしに再開するピアノペダル線のエクスポート/インポートに対応しました。
  • ギターベンド・ツールとベンド・ツールを使って作成されたベンド記号が、エクスポート時に区別されるようになりました。
  • 最上段の五線を含む五線リストを使用するカテゴリに属する発想記号(速度標語、リハーサルマークなど)が正しくエクスポート/インポートされ、リンクしたパート譜で使用可能になりました。
  • 最上段の五線または最下段の五線を使用する小節番号が正しくエクスポート/インポートされ、リンクしたパート譜で使用可能になりました。
  • エクスポート/インポート時、五線の拡大縮小と線間スペーシングが別個に処理されるようになりました。
  • 特殊ラインとして定義された複数の異なるSMuFL波線キャラクタのエクスポート/インポートに対応しました。
  • 手書き風フォントで作成された、逆さブラケットに似た囲み図形(上部が欠けた四角形)のエクスポートに対応しました。
  • 非常に大きなdivisi分割において、小節をまたぐスラーが1パートあたり最大で16個同時にインポート/エクスポートできるようになりました。
  • 圧縮ファイルにおけるリンクしたパート譜の対応が標準化され、どのアプリケーションでも使用可能になりました。
  • デフォルトの新規ファイル、またはSMuFLフォントを使用する編集中のFinaleファイルにMusicXMLファイルをインポートする際は、SMuFLフォントが使用されます。
  • ギターベンドとベンドハットのインポートに対応しました。ギターベンドとベンドハットを区別しないMusicXML 3.1以前のファイルの場合、ベンドハットは標準の五線譜を用いてインポートされ、ギターベンドはタブ譜を用いてインポートされます。
  • 以前のバージョン
  • 下記の新機能のうち、Finaleのその後のバージョンで変更された機能には * 印が付いています。

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