検索＆置き換えダイアログボックス

【このダイアログボックスを表示するには】

音符移動ツールを選択します。〔音符移動〕メニューが表示されます。
小節をクリックします。
〔検索&置き換え〕作業の対象としたい音符のハンドルを選択します。
〔音符移動〕メニューから〔検索＆置き換え〕を選択します。

【機能について】

〔検索&置き換え〕を実行すると、同じピッチやリズムを持つ音符または楽譜上のモチーフを検索でき、それらをいくつかの方法で変更することができます。例えば、その楽譜上のすべてのG♭を異名同音のF＃に変えたり、繰り返されるテーマの中の2つの音だけを変更することもできます。

このダイアログボックスでは選択した音符やモチーフをFinaleにすべてのオクターブにわたって検索させるのか、または元のオクターブの範囲だけで検索させるかを指定します。また選択したモチーフと同じリズム・パターンのものだけを検索させることもできます。

これらのオプションを使用して検索する際には、移調が考慮されます。例えば、ハ長調でC音から始まるモチーフを検索すると、ヘ長調でC音から始まっているものは該当するものとして考慮されません。その代わりに、Finaleはヘ長調でF音から始まるモチーフを検索します。

これら4つの内のいずれかのボタンをクリックすると、〔置き換え方法の選択〕ダイアログボックスが表示され、そのモチーフが検出された際にFinaleにどのように処理させるかを指定します。詳しくは置き換え方法の選択ダイアログボックスをご参照ください。

同一リズム＆同一音程を検索　このボタンをクリックすると、検索対象は元のフレーズと同じ音程で同じリズムを持つフレーズに限定されます。また、同じ音程であってもオクターブが異なる場合は検索対象としません。
同一音程を検索　リズムには関係なく、選択した音符と同じ音程で音が並んでいるフレーズを検索する場合はこのボタンをクリックします。ただし、元のフレーズとオクターブが異なる場合は、検索対象としません。
全オクターブを検索　リズムには関係なく、選択した音符と同じ音程で音が並んでいるフレーズを、すべてのオクターブに渡って検索する場合はこのボタンをクリックします。元のフレーズとオクターブが異っていても検索します。
同一リズム＆全オクターブを検索　オクターブに関係なく、選択された音符と同じ音程と長さを持つ音符についての検索と置き換えの行程を制限するのに、音符の長さをマッチのチェックマークを選択してください。例えば、4分、2分、4分という音符の長さのド‐レ‐ミの音符を選択した時、Finaleは4分、4分、8分という音符の長さのド‐レ‐ミの音符を検索しません。いかなるキーにおいても、選択された音符と同じ音程と音の長さを持つ音符のみを検索します。