隠された音符の処理ダイアログボックス
【このダイアログボックスを表示するには】
最適化された五線(ページ表示モードでは非表示になる五線)に音符が含まれているファイルを開こうとすると、このダイアログボックスが表示されます。(「最適化」とは、五線を隠す処理のことです。Finale 2010以前のバージョンで使われていた機能です。)ただし、〔環境設定-開く〕ダイアログボックスの〔隠された音符のコンバート〕で〔コンバートの度に尋ねる〕にチェックが付いていないと、このダイアログボックスは表示されません(初期状態ではチェックが付いています)。
【機能について】
最適化処理により隠された音符を強制的に表示するかどうかを選択します。元ファイルの作成時に、プレイバック目的などで意図的に音符を隠していることがあるので、注意してください。
- 隠された音符を強制的に表示する Finale 2010以前のバージョンで作成されたファイルを開くとき、組段の最適化ページ表示時に、各組段に音符がまったく含まれていない五線(パート)を非表示にしてページ上のスペースを確保する作業を指します。この機能は、以前のFinale で使われていました。Finale 2011から〔空の五線を隠す〕コマンドに変わりました。により隠された音符を含む五線を表示します。音符を隠す目的で意図的に組段が最適化されているのでなければ、このオプションを選択してください。
- 隠されたままにする 隠された音符を非表示のままにします。このオプションを選択した場合は、旧バージョンの組段の最適化機能により隠された五線に対して、楽譜スタイルが自動的に適用されます。このオプションを選択した状態で楽譜ファイルを開き、スクロール表示にすると、隠されていた小節が表示されます。スクロール表示にして五線ツールを選択すると、隠れている小節の上に楽譜スタイルの明示部分が表示されます。楽譜スタイル名が表示されていなければ、〔五線〕メニューから〔楽譜スタイル名の表示〕を選択してください。自動的に隠された小節には、楽譜スタイル名「隠された五線(コンバート時に自動作成」が表示されます。
- OK 〔OK〕をクリックすると、設定を適用して楽譜ファイルが開きます。
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