組段セパレータの配置プラグイン

【このプラグインを使用するには】

〔プラグイン〕メニューの〔作曲・編曲関連〕から〔組段セパレータの配置〕を選択します。

【機能について】

作成済みの楽譜の同一ページにある組段にセパレータ記号を挿入します（下の図を参照）。作成した組段セパレータ記号を削除することもできます。このプラグインは、楽譜のレイアウトが最終的に決定したあとで使用してください。このプラグインで作成される組段セパレータ記号は、ページ付随のテキストブロックとして楽譜に追加されます。Finaleに付属のEngraverFontSetフォントのキャラクタ187の記号が使用されます。

楽譜のレイアウトを完全に更新したあとでこのプラグインを実行してください。そうしないと、期待通りの位置にセパレータが表示されないことがあります。このプラグインを実行して、目的の位置にセパレータが配置されていない場合は、〔編集〕メニューの〔取り消し〕を選択してセパレータを消去してください。

• 配置するページ：すべてのページ・表示されているページ・範囲を指定　組段セパレータを配置する対象のページを指定します。〔すべてのページ〕を選択すると、すべてのページが対象になります。〔表示されているページ〕は、Finaleのウィンドウに表示されているページが対象になります。〔範囲を指定〕を選択すると、下のポップアップ メニューからページを指定できます。
• 垂直位置：五線同士の間隔を基準にする・組段マージンの間隔を基準にする・位置調整　組段セパレータ記号の縦方向の位置を調整します。〔五線同士の間隔を基準にする〕は、五線の一番下の線から次の組段の一番上の線の間の中間点にセパレータを配置します。〔組段マージンの間隔を基準にする〕は、組段マージンの一番下から次の組段マージンの一番上の中間点にセパレータを配置します（〔ページ・レイアウト〕ツールを選択すると、組段マージンが表示されます）。〔位置調整〕に値を入力すると、セパレータの縦方向の位置を調整できます。正の値を指定すると上に移動し、負の値を指定すると下に移動します。（下のボックスの単位はFinale > 計測単位で選択されている単位です。）
• 水平位置：左側・右側・位置調整　組段セパレータ記号の外観と横方向の位置を調整します。〔左側〕にチェックを付けると、ページの左側にセパレータ記号が表示されます。〔右側〕にチェックを付けると、ページの右側にセパレータ記号が表示されます。〔位置調整〕に値を入力すると、セパレータ記号の横方向の位置を調整できます。正の値を指定すると右に移動し、負の値を指定すると左に移動します。（下のボックスの単位はFinale > 計測単位で選択されている単位です。）
• フォントサイズ　セパレータ記号に使用するフォントのサイズを変更できます。
• セパレータを除去　〔セパレータを除去〕をクリックすると、このプラグインを使って配置したセパレータ記号が削除されます。ただし、手動で編集した組段セパレータ記号は削除されないので注意してください。したがって、このプラグインを使って配置した組段セパレータ記号は、手動で編集しないようにしてください。また、このプラグインの結果が期待通りでないときは、プラグインを実行した直後に、〔編集〕メニューの〔取り消し〕を選択して（またはCOMMAND＋Zを押して）セパレータを消去してください。
• OK・キャンセル・詳細情報　〔OK〕をクリックすると、組段セパレータを追加して楽譜上に戻ります。〔キャンセル〕をクリックすると、変更を加えずにダイアログボックスを閉じます。〔詳細情報〕をクリックすると、JWプラグイン製品の情報をご覧いただけます。