文字列の検索/置換ダイアログボックス

【このダイアログボックスを表示するには】

〔編集〕メニューから〔文字列の検索/置換〕を選択します。

【機能について】

文字発想記号、歌詞、テキストブロック、文字反復記号、ファイル情報、変形図形、五線グループ名、スタイル名を対象に、文字列を検索して置換します。

  • 検索:  検索する文字列をテキストボックスに入力します。
  • 置換:  置換後の文字列をテキストボックスに入力します。
  • スタイル指定  〔スタイル指定〕をクリックすると〔フォント〕ダイアログボックスが表示され、検索する文字列または置換後の文字列のフォント、サイズ、スタイルを変更できます。
  • すべて置換  〔検索〕に入力した文字列と一致するすべての語句を、〔置換〕の文字列に置換します。
  • 詳細設定  画面左下の〔詳細設定〕の矢印をクリックすると、以下のオプションが表示されます。
  • すべて検索:文字発想記号・ファイル情報・五線名・楽譜スタイル名・グループ名・アーティキュレーション・変形図形・歌詞・テキストブロック・文字反復記号  〔すべて検索〕を選択すると、ファイル内のすべてのテキストが検索対象になります。テキストの種類を指定するには、該当するボックスにチェックを付けてください。
  • 大文字と小文字の区別  〔検索〕に入力した文字列と大文字小文字が一致するものだけを検索対象にします。
  • すべての語が一致するもののみ  〔検索〕に入力した語と完全に一致する文字列だけを検索し、入力した文字列を部分的に含む語句は無視します。
  • 開いているすべてのファイル  開いているすべてのファイルを対象に文字列の検索と置換をおこないます。

ヒント: 〔文字列の検索/ 置換〕コマンドは、変形図形として設定された文字反復記号およびテキストは検索しません。〔すべて検索〕のチェックを外すと、検索対象にするテキストの種類を個別に選択できます。FinaleScriptの使い方にFinaleScriptの詳細な説明があります。

文字列検索の書式

文字列の検索は下記のパターンマッチに対応しています。

特殊文字 キャラクタ
©マーク
^c 著作権情報
^C 作曲者
^T タイトル
^d 備考
^# or ^s シャープ
^b フラット
^n ナチュラル
^S ダブルシャープ
^B ダブルフラット
^l 改行
^t タブ
^^ キャレット
<n> Unicode文字*

Unicode文字はコード位置を元の16進法から十進法に変換する必要があります。例えば、スペイン語などで用いられる逆さ感嘆符「¡」は「U+00A1」ではなく<161>と表現する必要があり、またトレードマークの「™」は「U+2122」ではなく<8482>と表現する必要があります。Finaleはヌル文字(U+0001からU+FFFF、または<1>から<65535>)を除く全てのUnicode基本多言語プレーンに対応しています。

Finaleユーザーマニュアル Home
Finale for Mac ***DEV VERSION***

7007 Winchester Circle, Suite 140

Boulder, CO 80301

Copyright and trademarks