ドゥイット(Doits)

「ドゥイット(doit)」とは、金管楽器の奏者がときどきおこなう奏法のことを指し、音符で表記されている音を出した後、上に向かってグリッサンドしていくこと、つまり「フォール・オフ」と逆の奏法を意味します。タンギング時に「Do it!」と発音するように演奏するためこのように呼ばれています。通常はアーティキュレーションとして設定します「doit」という表示はもちろん文字発想記号で表記できますが、この奏法を表す図形自体も図形発想記号を利用して表記することができます。詳しくは発想記号およびスラーをご参照ください。楽譜上で調整可能な曲線を描きたい場合は、「図形を作成するには」をご参照ください。

ドゥイット用のスラーのキャラクタが用意された特殊な記譜フォントを購入して、Finaleで使用することもできます。Finaleに付属のBroadway Copyistフォントには、ドゥイット用のスラーのキャラクタがいくつか用意されています。

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