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ファイルの統計ダイアログボックス

【このダイアログボックスを表示するには】

  1. 〔ウィンドウ〕メニューから〔スコア・マネージャー〕を選択し、〔ファイル情報〕タブをクリックします。
  2. 〔ファイルの統計〕をクリックします。

【機能について】

楽譜制作を仕事にする人にとって、クライアントへの請求額を定めるのは難しい問題ですが、〔ファイルの統計〕ダイアログボックスは1つの解決策になり得るのではないでしょうか。Finaleは楽譜をどんなサイズやスペーシングでも印刷することができます。よって、1ページ中の小節数を全ページに渡り統一しない限り、ページ当たりの単価で請求額を決定する料金システムはあまり合理的とはいえません。一方、作業1時間当たりの単価で請求額を決定するのも、パワーユーザが高性能のコンピュータを使用した場合と、初心者ユーザが処理速度の遅いコンピュータを使用した場合とではおのずと作業時間に差が出ますから、これも厳密には公平な料金システムとはいえません。

そこで考えられるのは、フレームフレームとは、音符や休符の情報を1小節単位でまとめたレイヤーです。つまり、各小節に最大で4つのフレームが存在します。単位での料金決定です。空白小節とは、1つの五線(パート)にある1つの小節のことです。〔ファイルの統計〕ダイアログボックスには作成した楽譜のページ数、組段の数、そして小節数が提示されます。さらに、空の小節を除いて実際に音符が入力されているフレーム数を提示することもできます。

  • ページ数・組段の数・小節数・フレーム数 これらの数字は、現在のファイルでの“ページ数の合計”、“組段(楽譜の行)の総数”、“小節数の合計”、“楽譜のフレーム総数(小節数×五線数)”を表します。
  • 全休符が入力された小節を除くフレーム数 この数字は、全休符(たとえ〔高速ステップ入力〕ツールで数字の7キーを使用し、故意に入力した全休符であっても)を除いた“有効な音符が入力されているフレーム数”を表します。
  • OK 〔OK〕ボタンをクリックすると、このダイアログボックスから出て、スコア・マネージャーに戻ります。

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