連符

"普通"の音符を連符に変更するには

• 〔連符〕ツール をクリックしてください。
• 連符グループに含まれる、最初の音符をクリックします。〔連符定義〕ダイアログボックスが表示されます。
• 連符のリズムの配合を特定します。画面の上の部分でPrintMusicは、「通常の割り当てスペースに、どんな音価の音符をいくつ入れますか?」と質問していますので、テキストボックスに音符の個数を入力してください。音価の特定は、ポップアップメニューから音価を選択して行います。

例えば、スタンダードな４分音符の３連符を設定するために、値の記入を「（４分音符）３個を、（４分音符）２個分に入れる」、または「（４分音符）３個を、（２分音符）１個分に入れる」のどちらかで行うことができます。

• 連符の表記上の外観を特定します。PrintMusicでは、連符の上に数字や括弧を表示するかどうかを選択することができます。詳しくは連符定義ダイアログボックスの項をご覧ください。
• 〔OK〕をクリックしてください。

連符の調整、移動、削除を行うには

• 〔連符〕ツール をクリックします。その後、連符の最初の音符をクリックします。連符の括弧（またはスラー、数字）にハンドルが表示されます。
• 連符表示全体の位置を変えるには、メインハンドル（白いハンドル）をドラッグします。
• カギの長さを変えるには、左または右カギのハンドルをドラッグします。
• 音符から上下に図形を移動するには、図形のハンドルを上下にドラッグします。
• 図形の角度を変更するには、傾きハンドルをドラッグします。
• 数字を音符から上下に動かすには、数字ハンドルをドラッグします。
• 連符定義を解除するには（それから音符を「通常」に戻すには）、ハンドルのどれかをクリックしてdeleteキーを押してください。

ステップ入力ツールで連符を入力するには

• 〔ステップ入力〕ツール をクリックします。〔ステップ入力〕パレットが表示されます。
• 入力したい音符の音価を表すアイコンをクリックしてください。また、必要であれば臨時記号のツールも選択しておいてください。
• 〔ステップ入力〕パレット上の、〔ステップ入力連符〕ツール をクリックしてください。
• 五線上をクリックしてください。クリックした箇所に音符が入力され、連符の残りの拍の部分に休符が表示されます。デフォルトでは、最初に入力された音符の音価の３連符が作成されます。連符の残りの拍を入力するだけの拍の空きがない場合、あるいは、既存の連符の中でクリックした場合、選択された音価の音符が入力されます。
• ステップ入力カーソルを使って入力しているときは、9キー（またはテンキーの9キー）を押すと連符が入力されます。

高速ステップ入力ツールで連符を入力するには

• 〔高速ステップ入力〕ツール をクリックし、それから該当する小節をクリックしてください。編集フレームが表示されます。
• MIDIが使用されていない時は、カーソルを正しい音程においてください。
• optionキーと数字キーを押してください。２から８までの任意の数字を押して、入力する連符の値を指定します。そうすると、指定した数字が編集フレームの右上部のコーナーに表示され、PrintMusicは次に入力する音符を、その数字により定義された連符としてグループ化する準備ができたことを知らせます。さらに複雑な連符を入力する必要がある時は（または特別な括弧または数字設定を指定したい時）option＋1キーを押すと、〔連符定義〕ダイアログボックスが表示されます。詳しくは連符定義ダイアログボックスをご覧ください。
• 連符の音符を入力します。入力する最初の音符の音価によって、PrintMusicは８分音符の連符が入力されているのか、４分音符の連符なのかなどを識別します。PrintMusicは自動的にそれをグループ分けして括弧をつけます。

入れ子状の連符を作成する

連符を入れ子状（連符の中に連符がある）にするには、前述の"普通"の音符を連符に変更するにはの項で解説されている要領で、まず最初の連符を作成し、続いてその中に（あるいは外に）次の連符を作成します。２つ目の連符を、最初の連符の中に作るのも外に作るのも全く違いはありません。

リアルタイムの演奏から連符を採譜するには

リアルタイム入力の使い方に関する詳細はリアルタイム入力でのレコーディングをご覧ください。しかし、これら予備知識も理解の助けになります。

• 〔MIDI〕メニューから〔クォンタイズ設定〕を選択してください。これらの設定は、MIDIファイルを取り込んで〔リアルタイム入力〕ツールで採譜するとき使用します。
• 最小の音符の長さを選択します。８分音符の３連符よりも短い音符が演奏中にない場合は、16分音符を選択してください。

ヒント： 採譜された楽譜が大雑把すぎる場合には、最小の音符の長さを短くしてください。

• 〔連符〕を選択します。
• 〔OK〕をクリックします。通常通り採譜を実行してください。

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