ピチカート記号
ピチカート記号(pizz.)は発想記号として扱われます。ピチカート記号をプレイバック用に定義するには、いくつか方法があります。
- 使用しているシンセサイザー(MIDI音源)がピチカートサウンドに対応している場合は、ピチカート記号をパッチチェンジとして定義することができます。この機能を使用する際は、元のパッチに戻すために、もう1つ別の発想記号(arco)(非表示でも可)を作成する必要があります。ピチカート音符を別のレイヤーレイヤーとは、透明なフィルムのようなものです。Finaleファイルは4つのレイヤーで構成され、各レイヤーはリズム的に独立した内声部を持つことができます。一度にアクティブにできる(最前面にする)レイヤーは1つだけです。画面の左下にレイヤー選択ポップアップメニューがあるので、現在アクティブになっているレイヤーを確認できます。個々のレイヤーに2つの独立したボイス(声部)を含めることができます。に入力して再生用パッチを振り分けることもできます。この場合は、スコア・マネージャーでレイヤーに対するパッチ指定をおこなってください。
- 別の方法として、MIDIツールを使ってパッチチェンジを作成することもできます。
- Garritan Instruments for Finaleなどのプレイバック音源を使用すれば、Human Playbackを用いてピチカートキースイッチをトリガーすることができます。
- プレイバック時にスタッカート効果を使用したい場合はスタッカートをご参照ください。