4分音
4分音の音高の変化をプレイバックに反映するように定義された発想記号を作成することができます。この場合、音高が変化した後の音符にプレイバックが反映されるのを停止するため、通常の発想記号も作成する必要があります。4分音の音階や調号を作成することにより、楽譜に4分音を表示することもできます。
4分音上がる発想記号を作成するには
- 発想記号ツールを選択して、目的の音符の上をダブルクリックします。〔発想記号の選択〕ダイアログボックスが表示されます。
- カテゴリのリストから〔その他〕を選択します。
- 〔その他の発想記号の作成〕をクリックします。
- 〔注記〕に「4分音上昇」と入力します。
- 〔プレイバック〕タブをクリックします。
- 〔タイプ〕から〔ピッチ・ベンド〕を選択します。
- 〔効果〕の〔絶対値で指定〕を選択し、「341.3」と入力します。
- 〔OK〕をクリックします。
発想記号が作成されますが、楽譜には表示されません。この発想記号を追加することにより、音高が4分音上がります。音高を4分音下げるには、「-341.3」と入力します。
4分の3音上げる発想記号を作成するには
- 発想記号ツールを選択して、目的の音符の上をダブルクリックします。〔発想記号の選択〕ダイアログボックスが表示されます。
- カテゴリのリストから〔その他〕を選択します。
- 〔その他の発想記号の作成〕をクリックします。
- 〔注記〕に「4分の3音上昇」と入力します。
- 〔プレイバック〕タブをクリックします。
- 〔タイプ〕から〔ピッチ・ベンド〕を選択します。
- 〔効果〕の〔絶対値で指定〕を選択し、「1024」と入力します。
- 〔OK〕をクリックします。
発想記号が作成されますが、楽譜には表示されません。この発想記号を追加することにより、音高が4分の3音上がります。音高を4分の3音下げるには、「-1024」と入力します。
通常に戻す発想記号を作成するには
- 発想記号ツールを選択して、目的の音符の上をダブルクリックします。〔発想記号の選択〕ダイアログボックスが表示されます。
- カテゴリのリストから〔その他〕を選択します。
- 〔その他の発想記号の作成〕をクリックします。
- 〔注記〕に「音高変化なし」と入力します。
- 〔プレイバック〕タブをクリックします。
- 〔タイプ〕から〔ピッチ・ベンド〕を選択します。
- 〔効果〕の〔絶対値で指定〕を選択し、「0」と入力します。
- 〔OK〕をクリックします。
発想記号が作成されますが、楽譜には表示されません。この発想記号を追加することにより、他の発想記号で設定された音高変化を消去します。音高を変化させる発想記号で音符のプレイバックを通常に戻すには、この発想記号を追加する必要があります。