調号

調号の予告

段の冒頭で調号が変更される場合、その直前の段末に新しい調号を表記するのが一般的です。楽譜全体に渡って、この調号の予告を隠すことができます。

特殊な調号

一般の楽譜では標準的な調号が使用されます。この伝統的な調体系は、五度圏に基づいて順次変化記号を追加していくことにより構成されています。しかし、楽曲のタイプによっては、この一般的な調体系が当てはまらない場合があります。例えば、CからDまでに4つの音階がある4分音に基づいた楽曲や、フラットと♯を組み合わせた調号を必要とする楽曲があります。

Finaleでは、音程幅を問わずに、任意の形式の調号を作成することが可能です。〔特殊な調号〕ダイアログボックスのオプションを使って、規則的もしくは変則的な調号を128種類まで作成することができます。

関連トピック:

無調の楽譜

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