Finaleでは、楽譜上にコードネームを書き込む方法が3通りあり、いずれも音符パターンの自動解析機能を使っています。しかし、一般的でないコードを演奏入力した(あるいは解析を試みた)場合、コードをFinaleが認識できないことを示すダイアログボックスが表示されることがあります。
〔自分で作成〕をクリックすると〔コード定義〕ダイアログボックスが開きますので、コードネームを手動で定義、入力するにはの手順でコードを作成します。この作業により、学習コードが作成されます。つまり、Finaleが次にそのコードが入力された時に正しく認識できるように“学習”します。学習コードについての詳しい説明は、この項の冒頭の解説をご覧ください。
〔自動作成〕を選ぶと、Finaleがサフィックスを自動的に作成して楽譜上にコードネームを表示し、そのファイル内のコード・サフィックスのライブラリに追加します。Finaleが作成したコードネームが不満な場合(例えば“Gm7”と表示されたコードを“G-7”にしたい場合など)は、コード・サフィックスを編集することができます(コード・サフィックスを編集するにはをご参照ください)。
Finaleのコード解析結果が不満な場合(例えばC6と表記したいのにAm7/Cと解析されてしまう場合など)は、楽譜上からそのコードネームを削除することができます。そして今後そのコードをどのように解析するかを、Finale にコードを学習させるにはをご参照ください。)
Note: 中央のドよりも右1オクターブ以内の単音を弾くと、カーソルは次の拍/音符へ進みます。中央ドより左1オクターブ以内の単音を弾くと、カーソルは前の音符へ戻ります。中央のドから左右1オクターブを超える単音を弾くと、小節単位で前後に移動します。コードネームをハイライト表示した状態で中央のドを弾くと、カーソルが上に移動します。
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