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コマンドラインからFinaleを実行する

Finaleは、コマンドラインでの複数ファイルの指定およびワイルドカードの使用をサポートしています。例えば、コマンドラインでパラメータに「*.musx」を指定して、現在のフォルダの楽譜ファイルをすべて開くことができます。以下のコマンドライン・スイッチも使用できます。これらのスイッチは、任意の順序およびコマンド・ラインの任の場所で使用することができます。スイッチは大文字・小文字を区別せず、組み合わせて使用することができます。「-」および「/」はスイッチ・トリガとして機能します。〔環境設定〕ダイアログボックスを利用すれば、起動時にファイルを開くかどうかなど、いくつかのスイッチを簡単に設定できます。

  • -q Finaleを起動して「名称未設定」ファイルを表示せずに直接〔開く〕ダイアログボックスが開き、使用したいファイル名の入力が要求されます。コマンド・ラインに「q」が入力されるたびに、〔開く〕ダイアログ・ボックスが表示されます。
  • -n MIDIドライバをロードせずにFinaleを起動します。このスイッチは、別のMIDIソフトウェアを実行している場合や、ユーザのシステム上でMIDIに関連する問題がある場合に有効です。
  • -x 既存ファイルや「名称未設定」ファイルを開かずにFinaleを起動します。
  • -z プラグインを参照せずにFinaleを起動します。〔プラグイン〕メニューは表示されません。
  • -i 別のFinale.INIファイルを指定します。Finaleで使用したい設定を含むIMIファイル名を入力します。このスイッチは、コンピュータをほかのユーザと共有している場合や、プロジェクト別に異なる共通設定を使用する場合に非常に有効です。
  • -p コマンド・ラインの最初のファイル名を表示します。
説明
Finale -qn MIDIデバイスなしでFinaleを起動し、ファイル名の入力を要求します。
Finale pr1\*.musx -i Finale.pr1 PR1フォルダのファイルをすべて開き、Finale.INIファイルの代わりにFinale.PR1の設定を使用します。

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Finale for Windows ***DEV VERSION***

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