EPSファイル
EPS(Encapsulated PostScript)ファイルは、コンピュータで取り扱うことができる画像ファイルフォーマットの一種です。EPSフォーマットは、PostScriptPostScript(ポストスクリプト)とは、コンピュータとプリンタ間で印刷データをやりとりするためのページ記述言語です。と完全に互換性を持ち、ファイルを他のプログラム上に貼り付けて、レーザープリンタや他のPostScript対応機器の持つ本来の高解像度を保って印刷をおこなうことができます。Finaleと他のグラフィック、ページレイアウト、ワープロなどのアプリケーションを併用して作業している場合は、この機能により相互のプログラム間のファイルのやりとりが簡単におこなえます。
※Finale v27以降ではEPS出力が廃止となりました。EPS出力が必要な場合はv26以前のFinaleをご使用ください。
EPSファイルを作成するには
〔グラフィック〕メニューから〔ページのグラフィック出力〕または〔選択範囲のグラフィック出力〕コマンドを選択します。グラフィックをご参照ください。
EPSファイルを読み込んだFinaleファイルを印刷する際の注意
- 必ずPostScript対応のプリンタをご使用ください。PostScriptの対応状況および設定方法についてはお使いのプリンタのマニュアルをご参照ください。
- Finaleを終了し、プリンタの設定画面で「PostScript(エラーが軽減するよう最適化-ADSC)」を選択します。
- Finaleを終了し、Finale フォルダ内のFINALE.INIファイルをメモ帳などで開きます。[Settings]という欄を探し、その下に「OwnPS=0」という行を追加し、保存します。