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Finaleのファイル拡張子とアイコン
Finaleには様々な種類のファイルが存在し、それぞれに拡張子とアイコンがあります。下記の表には、Finaleで作業をおこなう際に取り扱う各種ファイルの説明が記載されています。あるバージョンのFinaleをインストールすると、ファイル拡張子は当該バージョンのFinaleと自動的に関連付けされます。なお、直前にインストールしたバージョン(最新バージョンとは限りません)が、自動的にFinaleのファイルタイプと関連付けされるのでご注意ください。
ファイルアイコン/拡張子 | 説明 | ファイルを保存する方法 | ファイルを開く方法 |
Finale楽譜ファイル(.musx) |
Finaleの標準(楽譜)ドキュメントファイルです。 | 〔ファイル〕メニューから〔別名で保存〕を選択します。ファイルに名前を付けて〔保存〕をクリックします。 | ダブルクリックするか〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。または、ファイルをドラッグしてFinaleプログラムに重ねます |
MIDIシーケンサーファイル(.midi, .mid) |
スタンダードMIDI シーケンサー・ファイルです。Finale以外の大半のシーケンサー・ソフトで読み取ることができます。 | 〔ファイル〕メニューの〔エクスポート〕から〔MIDIファイル〕を選択します。ファイルに名前を付けて〔保存〕をクリックします。 | 〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。 |
Finaleテンプレートファイル( |
Finaleファイル作成時のひな型として使用できるファイルです。Finaleテンプレートファイルをご参照ください。 | 〔ファイル〕メニューから〔別名で保存〕を選択します。 |
〔ファイル〕メニューから〔開く〕、または〔ファイル〕メニューの〔新規作成〕から〔テンプレートからの新規ファイル〕を選択します。 |
レッスン・ファイル(.lsn) |
このファイルには、トレーニング・ウィザードによって作成される練習譜例の内容や使用楽器などが定義されています。 | 〔ファイル〕メニューの〔新規作成〕から〔トレーニング・ウィザード〕を選択します。トレーニング・ウィザードをご参照ください。Finale 27.1以降、トレーニング・ウィザードは削除されています。本項目は参照用として掲載しています。 | 〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。 |
圧縮MusicXMLファイル(.mxl) |
SmartMusicなどの他の音楽ソフトで開くことのできる、MusicXMLファイルの圧縮版です。 | 〔ファイル〕メニューの〔エクスポート〕から〔MusicXML〕または〔MusicXMLファイルへの一括変換〕を選択します。ファイルに名前を付けて〔保存〕をクリックします。 | 〔ファイル〕メニューの〔インポート〕から〔MusicXML〕または〔MusicXMLファイルの一括変換〕を選択します。圧縮MusicXMLファイルをダブルクリックするか、ドラッグしてFinaleプログラムに重ねます。 |
MusicXMLファイル(.musicxml または .xml) |
SmartMusicなどの他の音楽ソフトで開くことのできる、XML形式の楽譜ファイルです。ファイルのインポートをご参照ください。 | 〔ファイル〕メニューの〔エクスポート〕から〔MusicXML〕または〔MusicXMLファイルへの一括変換〕を選択します。ファイルに名前を付けて〔保存〕をクリックします。 | 〔ファイル〕メニューの〔インポート〕から〔MusicXML〕または〔MusicXMLファイルの一括変換〕を選択します。MusicXMLファイルをダブルクリックするか、ドラッグしてFinaleプログラムに重ねます。 |
SmartMusic Zipファイル(.smz) |
SmartMusic伴奏ファイル(.smpx)をFinaleで変換して、Web版SmartMusicで使用できるようにしたファイルです。 | 〔ファイル〕メニューの〔変換〕から〔SmartMusicファイル〕または〔SmartMusicフォルダ〕を選択します。単一ファイルを変換した場合は、ファイルに名前を付けて〔保存〕をクリックします。フォルダを変換した場合、元の.smpxファイルの名前と場所を使って自動的にファイルが保存されます。 | SmartMusic側でComposeを使って.smzファイルをインポートします。Importing your own music into SmartMusic(英語)をご参照ください。 |
SmartMusic伴奏ファイル(.smpx) |
Finaleで作成したファイルをClassic SmartMusicで使用できるようにするファイルです。 | SmartMusic伴奏ファイルを保存する準備ができたら、〔ファイル〕メニューの〔エクスポート〕から〔SmartMusicファイル〕を選択します。 | Classic SmartMusicでは、〔Finale-Created Files〕を選択して、〔Import〕をクリックします。SmartMusicファイルを探してダブルクリックします。 |
バックアップファイル( |
Finaleの標準(楽譜)ドキュメントファイルのバックアップです。 | 〔環境設定-保存〕ダイアログボックスの〔ファイルを保存する時にバックアップを作成〕が選択されている場合、このファイルが自動生成されます。 | 〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。 |
Finale自動保存ファイル(.asvx) |
Finale標準(楽譜)ファイルの自動保存バックアップファイルです。 | 〔環境設定-保存〕ダイアログボックスの〔バックアップファイルを_分ごとに作成〕が選択されている場合、このファイルが自動生成されます。 | 〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。 |
プラグインアプリケーション(.fxtm) |
Finaleの機能を拡張する、Finaleでのみ動作するプラグインです。 | Finaleフォルダには多数のプラグインがインストールされています。 | FXTファイルを個別に開くことはできません。Finaleの起動時に、使用できるプラグインが読み込まれます。 |
Finaleライブラリファイル(.lib) |
Finaleライブラリには、コードネーム、アーティキュレーションなどの記号や、文字発想記号、ファイル設定やスペーシングなどの様々な種類の設定情報が収められています。Finaleライブラリをご参照ください。 | 〔ファイル〕メニューから〔ライブラリを保存〕を選択します。ライブラリをご参照ください。 | 〔ファイル〕メニューから〔ライブラリを開く〕を選択します。Finaleライブラリファイルをダブルクリックします。 |
Finaleフォント付加情報ファイル(.fan) |
記譜フォントでキャラクタを表示する際、適切なスペーシングにするために使われるファイルです。フォント付加情報をご参照ください。 | FANファイルはFinaleで自動作成されます。〔フォント付加情報〕ダイアログボックスで作成、編集することもできます。 | 〔フォント付加情報〕ダイアログボックスで〔開く〕をクリックします。Finaleフォント付加情報ファイルをダブルクリックします。 |
Finaleテンポラリファイル(.tmp) |
Finaleが作業用に作成するテンポラリファイルの1つです。通常の状態では、テンポラリファイルは見えません。 | Finaleで作業をしている間(または適切にFinaleを終了せずにコンピュータが停止した後)のみテンポラリファイルは存在します。 | テンポラリファイルを開くことはできません。 |
Finaleクリップファイル(.clp) |
クリップファイルは、Finaleのファイルからコピーした楽譜のモチーフ、パッセージ、セクションなどを格納しています。 | 選択ツールをクリックして、小節範囲を選択します。 |
選択ツールをクリックして、小節範囲を選択します。 |
Finaleトラック/五線割り当てファイル |
このファイルは、MIDI ファイルのシーケンサー・トラック/チャンネルを、どのようにFinaleファイル上の五線へ割り当てるかの情報を格納しています。 | 〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。 |
〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。 |
ファイルアイコン/拡張子 | 説明 | ファイルを保存する方法 | ファイルを開く方法 |
旧Finale標準楽譜ファイル(.mus) |
Finale 2012まで使われていたFinale楽譜ファイルです。 | 〔ファイル〕メニューの〔エクスポート〕から〔Finale 2012〕を選択します。ファイルに名前を付けて〔保存〕をクリックします。 | ダブルクリックするか〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。または、ファイルをドラッグしてFinaleプログラムに重ねます(MUSファイルを開くとき、自動でMUSXに変換されます)。 |
ENIGMAトランスポータブル形式(.etf) |
プレーンテキスト形式で作成された初期のFinaleの楽譜ファイルです。FinaleファイルをWindowsとMac間でやり取りする目的で使われていました。 | ETFファイル作成機能は2007で終了しました。代わりにMUS、MUSX、MusicXML形式が導入されました。 | 〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。〔ファイルの種類〕ドロップダウンメニューから〔ENIGMAトランスポータブルファイル〕を選択します。ENIGMAポータブルファイルをダブルクリックします(ETFファイルを開くとき、自動でMUSXに変換されます)。 |
旧Finaleテンプレートファイル( |
Finaleファイル作成時のひな型として使用できるファイルです。 | 〔ファイル〕メニューから〔別名で保存〕を選択します。 |
〔ファイル〕メニューから〔開く〕、または〔ファイル〕メニューの〔新規作成〕から〔テンプレートからの新規ファイル〕を選択します。 |
FPAファイル(.fpa) |
SmartMusicに似たツールであるFinale Performance Assessmentで使用するためのファイル形式です。 | Finale Performance AssessmentおよびFPAファイル作成機能は2007で終了しました。 | 〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。 |
旧SmartMusicファイル(.smp) |
Finaleで作成したファイルをClassic SmartMusicで使用できるようにするファイルです。 | Finale 2014でSMPファイルはSMPXファイルに変わりました。Finale 2014以降、SMPファイルを作成できません。 | Classic SmartMusicでは、〔Finale-Created Files〕を選択して、〔Import〕をクリックします。旧SmartMusicファイルを探してダブルクリックします。 |
バックアップファイル( |
Finaleの標準(楽譜)ドキュメントファイルのバックアップです。 | 〔環境設定-保存〕ダイアログボックスの〔ファイルを保存する時にバックアップを作成〕が選択されている場合、このファイルが自動生成されます。 | 〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。 |
自動保存ファイル( |
Finale標準(楽譜)ファイルの自動保存バックアップファイルです。 | 〔環境設定-保存〕ダイアログボックスの〔バックアップファイルを_分ごとに作成〕が選択されている場合、このファイルが自動生成されます。 | 〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。 |
ノートファイル(.not) |
ノートファイルは、旧バージョンのFinaleの〔シーケンス採譜〕ウィンドウで記録したMIDI情報を格納します。 | 注:Finale 2014以降、〔リアルタイム入力〕ツールの〔シーケンス採譜モード〕は削除されました。 |