テンプレート

テンプレートから新規ファイルを作成すれば、独自に定義した楽器編成やライブラリを利用しながら、セットアップ・ウィザードでタイトル、作曲者、調号、拍子記号などを設定することができます。各テンプレートには、ライブラリの一部がすでに読み込まれています。例えば、コード・サフィックス、アーティキュレーション、図形発想記号、文字発想記号、文字反復記号、スペーシング幅、4分の1音階、MIDI反映図形などが読み込まれています。また、小節番号、ページ番号、タイトル見本もあらかじめ定義されています。移調楽器(クラリネットやホルンなど)用の楽譜は自動的に移調するように設定されています。下記のように70以上のテンプレートがFinaleに付属していますが、独自のテンプレートを作成し保存することもできます。

テンプレートから新規ファイルを作成するには

テンプレートファイルから新規作成するときセットアップ・ウィザードを表示させないようにするには、〔環境設定-新規〕ダイアログボックス〔テンプレートから新規作成する際にセットアップ・ウィザードを使用する〕の選択を解除してください。

  1. 〔ファイル〕メニューの〔新規作成〕から〔 テンプレートからの新規ファイル〕を選択します。〔開く〕ダイアログボックス が表示されるので、テンプレートフォルダからテンプレートを選択してください。
  2. 〔セットアップ・ウィザード-曲情報〕ダイアログボックスが表示されます。
  3. タイトル、作曲者、編曲者などの曲情報を入力して、〔次へ〕をクリックします。〔セットアップ・ウィザード-曲の設定〕ダイアログボックスが表示されます。
  4. 拍子記号、調号、速度標語、弱起小節、小節数などを設定します。〔完了〕をクリックします。指定した曲情報を反映した名称未設定ファイルが開きます。元のテンプレートは変更されないので、再利用ができます。

    テンプレートからの新規ファイルを「名称未設定」として開くのを禁止するには、〔環境設定-開く〕ダイアログボックス〔テンプレートファイルを「名称未設定」として開く〕の選択を解除します。

空白のテンプレートを新規作成するには

  1. 任意のファイルを開き、必要な設定を加えます。

    作成済みのファイルを使用する場合は、音符や休符を削除します(元のファイルを上書きしないように注意してください)。

  2. 楽譜の設定が完了したら〔ファイル〕メニューの〔名前を付けて保存〕を選択します。
  3. 〔ファイルの種類〕から〔Finaleテンプレートファイル(*.FTMX)〕を選択します。
  4. ファイルに名前を付けて保存します。デフォルトでは、Finaleテンプレートファイルは「Finale 26/Music Files/Templates」フォルダに保存されますが、別の場所に保存してもかまいません。詳しくはFinaleインストール先フォルダの詳細をご参照ください。テンプレートファイルの複製が作成されるだけなので、元のテンプレートは変更されません。

テンプレートファイルを作成した後は、「テンプレートから新規ファイルを作成するには」の手順に従って新規ファイルを作成します。

Finaleテンプレートファイル(英語版)

関連トピック:

ファイル設定の再利用

Finaleキャラクターセット

Finaleユーザーマニュアル Home
Finale for Windows

7007 Winchester Circle, Suite 140

Boulder, CO 80301

著作権および商標