アーティキュレーション配置のアップデートダイアログボックス
【このダイアログボックスを表示するには】
アーティキュレーションの自動配置機能を持たない旧バージョンのFinaleで保存されたファイルを現バージョンで開くとき、このダイアログボックスが表示されます。
【機能について】
Finale v26から、アーティキュレーションの自動積み重ねと配置最適化機能が導入されました。この警告ダイアログボックスでは、手動調整を解除してアーティキュレーションをアップデートするかどうかを指定します。アーティキュレーションをご参照ください。
Finale 26.0で保存されたファイルをFinale 26.1以上で開く場合
- 中央揃え 符尾側では符尾に対して中央揃えされるアーティキュレーションが、符尾側で符頭に対して中央揃えされる別のアーティキュレーションが存在する場合には、符頭に対して中央揃えされるようになりました。
- レイヤー 複数のレイヤーが存在する場合、アーティキュレーションが一層インテリジェントに配置されるようになりました。〔アーティキュレーション設計〕ダイアログボックスで〔複声部ではつねに符尾側に置く〕が選択されていれば、〔音符の上〕に設定されたアーティキュレーションは他のレイヤーのアーティキュレーションとの衝突を避けて配置されます。
Finale 25.5以前のバージョンで保存されたファイルをFinale 26.1以上で開く場合
- 積み重ね配置 単一音符に割り付ける複数のアーティキュレーションが、自動的に積み重ねて配置されるようになりました。積み重ねたアーティキュレーションからどれか1つを外すと、残りのアーティキュレーションは自動的に再配置されます。外したアーティキュレーションを元に戻せば、手動調整を維持しながら再び積み重ねて配置されます。
- 位置 アーティキュレーションを符尾側に付ける場合、符尾を基準にして中央揃えすることもできます。
- アーティキュレーション選択ダイアログボックス アーティキュレーションの積み重ね順は、〔アーティキュレーション選択〕ダイアログボックス内の記号の並び順に基づいています。積み重ねて配置できるアーティキュレーションにはアスタリスク(*)が付いています。〔アーティキュレーション選択〕ダイアログボックスで記号を複製した場合、複製した記号は元の記号の隣に表示されますが、マクロキーは割り当てされません。
- 反転 アーティキュレーションを反転させるには、ショートカットキーのF、新設の〔アーティキュレーション〕メニュー、またはコンテクストメニューを使います。音符の符尾を反転させると、積み重ねて配置されたアーティキュレーション(手動の位置調整を含む)は自動的に音符の反対側に移動します。
- サイズ変更 音符を基準にして中央揃えするように設定されたアーティキュレーションは、音符のサイズを変更した後も中央揃えされます。
- 中央揃え 符尾側では符尾に対して中央揃えされるアーティキュレーションが、符尾側で符頭に対して中央揃えされる別のアーティキュレーションが存在する場合には、符頭に対して中央揃えされるようになりました。
- レイヤー 複数のレイヤーが存在する場合、アーティキュレーションが一層インテリジェントに配置されるようになりました。〔アーティキュレーション設計〕ダイアログボックスで〔複声部ではつねに符尾側に置く〕が選択されていれば、〔音符の上〕に設定されたアーティキュレーションは他のレイヤーのアーティキュレーションとの衝突を避けて配置されます。
Finale 25.5以前のバージョンで保存されたファイルをFinale 26.0で開く場合
- 積み重ね配置 単一音符に割り付ける複数のアーティキュレーションが、自動的に積み重ねて配置されるようになりました。積み重ねたアーティキュレーションからどれか1つを外すと、残りのアーティキュレーションは自動的に再配置されます。外したアーティキュレーションを元に戻せば、手動調整を維持しながら再び積み重ねて配置されます。
- 位置 アーティキュレーションを符尾側に付ける場合、符尾を基準にして中央揃えすることもできます。
- アーティキュレーション選択ダイアログボックス アーティキュレーションの積み重ね順は、〔アーティキュレーション選択〕ダイアログボックス内の記号の並び順に基づいています。積み重ねて配置できるアーティキュレーションにはアスタリスク(*)が付いています。〔アーティキュレーション選択〕ダイアログボックスで記号を複製した場合、複製した記号は元の記号の隣に表示されますが、マクロキーは割り当てされません。
- 反転 アーティキュレーションを反転させるには、ショートカットキーのF、新設の〔アーティキュレーション〕メニュー、またはコンテクストメニューを使います。音符の符尾を反転させると、積み重ねて配置されたアーティキュレーション(手動の位置調整を含む)は自動的に音符の反対側に移動します。
- サイズ変更 音符を基準にして中央揃えするように設定されたアーティキュレーションは、音符のサイズを変更した後も中央揃えされます。
- 次からこのメッセージを表示しない この項目を選択した場合、旧バージョンで作成されたファイルを開くたびに〔アーティキュレーション配置のアップデート〕ダイアログボックスが表示されることがなくなり、アーティキュレーションが自動でアップデートされます。この項目をいったん選択した後で選択を解除するには、〔環境設定-開く〕ダイアログボックスの〔アーティキュレーションのコンバート〕で設定を変更してください。
警告! アーティキュレーションをアップデートしないように選択すると、新しく割り付けるアーティキュレーションが既存のアーティキュレーションと衝突する可能性があります。その場合は、〔アーティキュレーション〕メニューの〔手動調整の解除〕、または〔割り付けたアーティキュレーションの変更〕ダイアログボックスを使って、いつでもアーティキュレーション配置をアップデートすることができます。