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組段の拡大縮小ダイアログボックス

【このダイアログボックスを表示するには】

このダイアログボックスを表示する方法は2通りあります。先に〔サイズ〕ツール、〔ページ・レイアウト〕ツールのどちらかを選択します。

  1. サイズ・ツールiconを選択します。
  2. 〔ページ表示〕の状態で、同じ組段の2つの五線の間をクリックします。

または

  1. 〔ページ・レイアウト〕ツールをクリックします。メニューバーに〔ページ・レイアウト〕メニューが表示されます。
  2. 〔ページ・レイアウト〕メニューから〔組段の拡大縮小〕を選択します。

【機能について】

このダイアログボックスを使用すると、組段の拡大あるいは縮小の比率を指定することができます。

  • 五線のサイズ:五線の大きさ・[計測単位]・拡大縮小率・最終的な組段の拡大縮小率 まず五線の大きさ(第1線から第5線までの距離)を設定し、その下のテキストボックスでそれに対する拡大縮小率を指定します。〔最終的な組段の拡大縮小率〕の値が、その組段内のすべての五線に適用されます。

ヒント: 〔最終的な組段の拡大縮小率〕が100%の時の五線の大きさは、96 EVPU=0.3333インチ=0.8467cmとなります。このダイアログボックスにのみ適用される計測単位を選択します。

  • マージンを保持 この項目をチェックすると、組段のページ上の幅の比率が固定されるため、現在のマージンを保持したままサイズ変更を実行することができます。その際、各要素自体もその間隔も、譜面の大きさが変化するのに合わせて調整されます。(サイズ変更を完了したら、〔編集〕メニューから〔レイアウト更新〕を選択してください。これにより、サイズ変更によって崩れた小節の配置や小節幅のレイアウトが再調整されます。)

    〔マージンを保持〕と〔組段の縦のサイズも変更〕の両方をチェックして組段を縮小する場合は、譜面上の各要素はサイズ変更されますが、組段そのものはマージンに合わせて配置されます。また、サイズ変更を指定した組段の組段マージンの縦のサイズも、指定した拡大縮小率と同じ比率で拡大縮小されます。〔マージンを保持〕と〔組段の縦のサイズも変更〕のいずれも選択しない場合は、組段については水平方向を含むすべての方向についてサイズ変更されますが、サイズ変更を指定した組段の組段マージンの縦のサイズについては調整されません。

  • 組段の縦のサイズも変更 この項目をチェックすると、サイズ変更を適用しようとしている組段の組段マージンの縦のサイズも同じ比率で変更することができます。このオプションを選択しない状態で組段を縮小すると、縮小した組段とその次の組段との間の間隔が空きすぎた状態になるかもしれません。逆に、組段を拡大した場合は、拡大した組段とその次の組段との間の間隔が狭すぎる状態になる可能性があります。
  • 表示中の楽譜・選択した楽譜・すべてのパート譜・すべての楽譜:選択 〔表示中の楽譜〕は、現在編集中のスコア譜またはパート譜に変更を適用します。〔選択した楽譜〕を選択して〔選択〕をクリックすると、〔楽譜の選択〕ダイアログボックスが開き、適用対象のスコア譜またはパート譜を個別に選択できます。〔すべてのパート譜〕は、すべてのパート譜に変更を適用します。〔すべての楽譜〕は、プロジェクト全体(すべてのパート譜とスコア譜)に変更を適用します。
  • _段目から_段目まで・_段目から最後まで このオプションでは、サイズ変更を行いたい組段の範囲を指定します。クリックした組段だけをサイズ変更したい場合は、デフォルトで表示される数値のままにしておいてください。
  • ページフォーマット更新 このボックスがチェックされている場合〔スコア譜のページ・フォーマット〕ダイアログボックスの設定を、このダイアログボックスで設定した内容で上書きします。
  • OK・キャンセル 縮小または拡大の指定を確定する場合は〔OK〕をクリックしてください。楽譜上に戻ります。必ず〔編集〕メニューから〔レイアウト更新〕を選択してください。サイズ変更によって生じた小節スペースの不揃いが自動的に調整されます。サイズ変更をしない場合には、〔キャンセル〕をクリックしてください。楽譜上に戻ります。

ヒント: 100より大きい値を入力すると拡大し、100より小さい値を入力すると縮小します。

関連トピック:

サイズツール

ページ・レイアウトメニュー

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