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ハンドル位置ダイアログボックス

【このダイアログボックスを表示するには】

アーティキュレーション・ツールを選択して、音符をクリックします。〔アーティキュレーション選択〕ダイアログボックスが表示されます。
〔作成〕をクリックします（または既存の記号を選択してから〔編集〕をクリックします）。〔アーティキュレーション設計〕ダイアログボックスが表示されます。
〔ハンドル位置調整〕をクリックします。

【機能について】

〔アーティキュレーション設計〕ダイアログボックスには、符頭を基準にしてアーティキュレーション記号（アクセント、スタッカートなど）を自動配置するオプションが含まれています。ハンドル楽譜上で選択可能な項目に表示される、小さな四角形です。ハンドルを使って楽譜要素の選択、編集、調整ができます。を使用することにより、自動配置されたアーティキュレーションの位置を個別に手動で調整することができます。しかし、同じ記号の位置をすべて調整する必要があることもあります。

通常、記号を〔中央揃え〕にする場合には、この機能を使用する必要はありません。Finaleは、キャラクタのハンドルが左下に設定されていても、キャラクタ自体の幅を計測して自動的に符頭に対して中央に揃えます。

例えばサードパーティ製の記譜フォントを使用した音符にフェルマータを配置するときなどは、たとえ〔中央揃え〕を指示したとしても若干左寄りに配置されてしまうこともあるでしょう。そういった場合には〔ハンドル位置〕ダイアログボックスを使用すると、その記号（キャラクタ）の位置調整の基準となるハンドルの位置を調整することができます（通常、ハンドルはそれぞれのキャラクタの左下の部分に設定されます）。

このハンドル位置調整機能を使用すれば、ブレス記号や中間休止記号を示す斜め二重線を自動的に音符の右に配置したり、〔アーティキュレーション設計〕ダイアログボックスの〔線上には配置しない〕オプション選択時の記号の高さを調整することも可能です。

メイン記号・反転した記号・横・縦　どれだけ記号を移動させるかを数値で指定します。〔縦〕のボックスに正の数値を入力すると上に、〔横〕のボックスに正の数値を入力すると右に記号が移動します。これらオプションは〔メイン記号〕と〔反転した記号〕で別個に設定することができます。
OK・キャンセル　〔OK〕をクリックする（またはENTERを押す）と変更が確定します。〔キャンセル〕をクリックすると変更が破棄されます。〔アーティキュレーション設計〕ダイアログボックスに戻ります。