ヘッダとフッタ

一部のDTPソフトと異なり、Finaleは、ヘッダ/フッタを追加する特別な処理を持ちません。Finaleでは、通常のテキストブロックと同じ手順でヘッダ/フッタを作成し、複数ページに割り付けます。〔テキスト〕ツールを使って、楽譜の各ページの上または下にタイトル、日付、著作権表示等のテキストを作成します。実際は、ページ上の任意の場所にテキストブロックを配置できます。全ページでなくページ範囲を指定することもできます。さらに、左右いずれかのページのみを指定すれば、見開き2ページに異なるヘッダ/フッタを表示することもできます。

ヘッダまたはフッタ用のテキストを追加するには

  1. 〔表示〕メニューから〔ページ表示〕を選択します。
  2. テキスト・ツールiconを選択します。メニューバーに〔文字〕メニューが表示されます。
  3. ヘッダまたはフッタを配置する場所をダブルクリックします。テキストの編集フレームが表示されます。
  4. フォント、サイズ、スタイルについて、〔文字〕メニューのサブメニューでそれぞれ指定します。

    なお、テキストブロックのデフォルトフォント設定を使用する場合は、このステップを飛ばしてください。

  5. ヘッダまたはフッタに表示する文字列を入力します。

    〔文字〕メニューの〔挿入〕サブメニューには、ページ番号、ファイル情報など自動的に更新される挿入文字が用意されています。

  6. 〔文字〕メニューから〔フレーム属性〕を選択します。〔フレーム属性〕ダイアログボックスが表示されます。
  7. 〔ページ〕のリストから〔すべてのページ〕を選択するか、〔適用するページ範囲〕を指定します。
  8. 〔位置合わせと配置〕欄内の各ドロップダウン メニューから、位置合わせと配置のオプションをそれぞれ選択します。

    左右の見開きページ機能を使用する場合は、「テキストブロック-フレーム属性ダイアログボックスでページ付随のテキストブロックを左ページのみ、右ページのみに配置するには」をご参照ください。

  9. 〔OK〕をクリックする(またはENTERキーを押す)と、楽譜上に戻ります。

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