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タップ信号ダイアログボックス

【このダイアログボックスを表示するには】

  1. リアルタイム入力ツールiconを選択します。メニューバーに〔リアルタイム入力〕メニューが表示されます。
  2. 〔リアルタイム入力〕メニューの〔拍の設定〕から〔タップ〕を選択します。

【機能について】

リアルタイム入力で演奏された内容を採譜するためには、Finaleは演奏された音楽のどこに拍が入るのかを知る必要があります。テンポ(拍)を刻むのに最も簡単な方法の1つとしては、ペダルを踏むかMIDIデバイスで特定のキーを弾くかして、演奏に合わせて自分自身でタップするという方法があります。タップと演奏が同期している限り、演奏の速度が速まったり遅くなったりしても、Finaleは演奏を正しく採譜することができます。

このダイアログボックスでは、演奏時のタップにどのキーやペダルを使用するかを指定することができます。

  • 一般的なサスティーンペダル・特殊なサスティーンペダル・鍵盤・チャンネル・実際に弾く 両手で演奏する必要がある場合は、テンポを刻むためにフットペダルを使用してください。標準のMIDIサスティーンペダル(コントローラ番号64)を使用する場合は〔一般的なサスティーンペダル〕を選択します。〔特殊なサスティーンペダル〕とは、ヤマハなどのペダルのオン/オフが標準のサスティーンペダルと逆のものを示します。

    片手のみで演奏をする場合は、もう片方の手を使って、テンポを刻むために任意の鍵盤をタップとして使用できます。〔鍵盤〕をクリックして〔鍵盤〕テキストボックスと〔チャンネル〕テキストボックスの中にMIDIノート番号(中央のドは60です)とMIDIチャンネルを入力します。

    番号を入力する代わりに、〔実際に弾く〕をクリックすると〔実際に弾く〕ダイアログボックスが開き、タップとして使用する鍵盤を弾くように促されます。そこで任意の鍵盤を弾くと、Finaleは2つのボックスに自動的に正しい情報を入力します。キーまたはペダルを押してもFinaleが応答しない場合には、使用しているMIDIシステムが正しく接続されていない可能性があります。

  • その他・選択 拍をペダルや鍵盤以外で刻む場合は、〔その他〕をクリックしてください。〔選択〕をクリックして、MIDI信号を直接入力することのできる〔MIDI信号〕ダイアログボックスを表示します。
  • 拍の単位・EDU タップの“1拍”として使用したい長さの音価をクリックします。パレットにない音価を使用したい場合は、テキストボックスにそのEDUEDU(ENIGMA Durational Units)とは、音符と休符の音価を表すFinaleの高解像度単位です。4分音符1つが1024 EDUに相当します。値を入力します。
  • タップの組み合わせ・選択 演奏しようとする曲の途中で拍子記号やテンポが変更される場合は、〔タップの組み合わせ〕の〔選択〕ボタンをクリックすると表示される〔タップの組み合わせ〕ダイアログボックスで、タップやクォンタイズの設定を切り替えられます。詳しくはタップの組み合わせダイアログボックスをご参照ください。複数のタップ/クォンタイズの設定を使用しない状態に戻るには〔タップの組み合わせ〕チェックボックスをクリックして、選択を解除してください。
  • OK・キャンセル 〔OK〕をクリックするかEnterキーを押すと、タップ信号の設定が確定します。〔キャンセル〕をクリックすると、設定変更が破棄されます。

関連トピック:

リアルタイム入力メニュー

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