和声分析

(この項では、ASCII配列のキーボードを想定しています。JIS配列では表示されるキャラクタが一部異なります。)Finale Numericsフォントを使って、Finaleファイルに簡単に和声分析の記号を表記することができます。Finale Numericsフォントには、和声分析の表記に必要なすべてのキャラクタ(縦に並べて表示できるゼロ幅フォント、横線、スラッシュ、楽譜記号など)が用意されています。

ピボットコード

ピボットコードは、縦棒(|)、バックスラッシュ、アクセント記号(`)、カッコ([ ] { })、Finale Numericsフォント文字を組み合わせることで入力します。ピボットコードは、和音分析の残り部分と一緒にインラインで表記する場合と、転調発生時に元のキーの下に伸ばして表記する場合があります。インラインのピボットコードは、非ゼロ幅キャラクタ、転回の入力に必要なゼロ幅キャラクタ、およびのようなゼロ幅ピボットコード文字を組み合わせることで簡単に表記することができます。

キーストローク キャラクタ 説明 キーストローク キャラクタ 説明
\ ピボットコード転調括弧 ] ピボットコード転調閉じ括弧
[, `, `, Shift+[, `, `, Shift+[, `, `, ] 延長ピボットコード括弧 Shift+[ ピボットコード転調括弧伸ばし記号(中央)
SHIFT+\ ピボットコード転調括弧 Shift+] ピボットコード転調括弧伸ばし記号(上)
[, `, `, Shift+[, `, `, Shift+\, `, `, Shift+] 階段状ピボットコード転調括弧 Shift+i, Shift+v, Shift+\, Shift+v 代表的なピボットコード
[ ピボットコード転調開き括弧 i, v, ] 代表的なピボットコード

比較的複雑なピボットコードでは、元の和声分析の下に文字を入力する場合もあります。その場合は、現在の歌詞より下の次のバース、コーラス、またはセクションへと下矢印を使って移動するか、〔編集する歌詞を選択〕ダイアログボックスで番号を指定します。

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