SMuFL
SMuFL(Standard Music Font Layout)は、従来の記譜法で必要とされる数千もの音楽記号を標準的な方法で単一フォントと対応付ける規格です。SMuFL規格に関する詳細は、W3C Music Notation Community Group Pageをご覧ください。
SMuFL規格が策定されたことにより、Finaleでは、単一フォントを用いた数百ものグリフの中から簡単に記号を選択できるようになりました。様々なフォントに渡ってグリフ符号位置が標準化された結果、FinaleにおいてSMuFL準拠フォント同士でフォントを切り替える場合、作成中の楽譜内の文字が変わったり、文字位置やページレイアウトが変更されたりする心配がなくなります。
Finale 27.0のリリース時点で、MakeMusicのフォントはSMuFL規格に適合するようにアップデートされています。加えて、MakeMusicの多くのフォントが更新されました。Finaleに同梱されているフォントの一覧は、フォントをご参照ください。SMuFLフォントを使ってFinaleファイルを作成する方法は数通りあります(デフォルトの新規ファイル、下記セットアップ・ウィザードなど)。
楽譜書式を利用して、SMuFLを用いた新規ファイルを作成するには
- 起動パネルから 〔セットアップ・ウィザード〕を選択します。
- リストから楽器編成を選択するか、または〔新規に作成〕を選択します。
- 適用する楽譜書式の欄から、〔Finale Maestro〕(出版譜)または〔Finale Broadway〕(手書き風)を選択します。〔次へ〕をクリックします。
- 残りのページで楽譜の初期設定を行います。
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