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エクスポートサブメニュー

このサブメニューでは、オーディオファイル、EPUB、Finale 2012ファイル、MIDIファイル、PDF、Classic SmartMusic伴奏ファイル、またはMusicXMLファイルをエクスポートします。

オーディオファイル　ファイルのMIDI演奏をもとにAIFFファイルまたはMP3ファイルを作成します。このコマンドを選択すると〔オーディオファイルとして保存〕ダイアログボックスが表示されます。オーディオファイルとして保存するときは、現在選択されているサウンドフォントが使われます。オーディオファイルをご参照ください。
EPUB　ファイルをEPUB 3形式で保存します。EPUBiBooks、Google Playなどの電子書籍ストアでコンテンツを配布するための、公開され無料で使用可能な規格です。 3形式で保存したファイルは、モバイルリーダー端末で閲覧することができます。EPUBファイルは表示を目的としているため、プレイバックデータは保存されません。
FinaleからエクスポートしたEPUBファイルを出版・販売しようとする場合は、いくつかアップデートを加える必要があります。推奨事項については、Finaleファイルを出版可能なEPUBファイルに変換するにはをご参照ください。
Finale 2012ファイル　Finale 2012、SongWriter 2012、NotePad 2012で開くことのできる.mus形式でファイルを保存します。Finale 2011以前のバージョンで開けるようにするには、〔ファイル〕メニューの〔エクスポート〕>〔MusicXMLデジタル楽譜を交換するための標準のオープンフォーマットです。MusicXMLを利用することにより、インターネット上で楽譜を公開したり、異なる楽譜作成ソフトを使用するユーザー間で共同作業することが可能になります。〕を選択してください。
Finale 2014以降の新機能は旧バージョンでは使用できないので注意してください。例えば、無調が設定された.musファイルをFinale 2014以上のプログラムからエクスポートした場合、Finale 2012では臨時記号が表示されます。
スタンダードMIDIファイル　MIDI音楽ソフト、コンピュータ、MIDI楽器の間でやり取りするための、標準化されたプロトコルです。形式でファイルを保存します。大部分のシーケンサーをはじめ、多くの音楽プログラムがMIDIファイルファイルに含まれる音楽情報を、他のアプリケーションでも読み込むことができるようにする汎用フォーマットで保存されたファイルを指します。例えば、任意のシーケンサープログラムで作成された楽曲をMIDIファイルとして保存し、Finaleで開いて楽譜にすることができます。を使ってプレイバックデータを保持しています。Human Playback設定のほかに、テンポチェンジ、強弱、ピッチホイールデータ、MIDIチャンネルの割り当てもMIDIファイルに保存されます。文字およびレイアウトはMIDIファイルに保持されません。MIDIファイルをご参照ください。
PDF　ファイルをPDF形式で保存します。このコマンドを選択すると、ファイルの種類が〔Adobe PDF Files (*.pdf)〕に設定された状態で〔保存〕ダイアログボックスが開きます。Adobe PDFファイルをご参照ください。
Classic SmartMusic　作成した楽譜をClassic SmartMusicで開くことのできるファイル形式で保存します。Classic SmartMusicは2020年8月1日に終了しました。したがって、Classic SmartMusic形式でエクスポートされたファイルは使用できなくなりました。SmartMusicを利用する場合、今後はシェアリング機能を使用することをおすすめします。
MusicXML　Finaleファイルを圧縮MusicXMLデジタル楽譜を交換するための標準のオープンフォーマットです。MusicXMLを利用することにより、インターネット上で楽譜を公開したり、異なる楽譜作成ソフトを使用するユーザー間で共同作業することが可能になります。（.mxl）形式、MusicXML（.musicxml）形式、またはXML（.xml）形式で保存します。MusicXML形式でエクスポートすれば、旧バージョンのFinaleを含む多くの音楽ソフトで開くことができます。Finale 27に導入されたシェアリング機能では、MusicXML技術を使って楽曲のシェアリングを行っています。
〔MusicXMLとして保存〕ダイアログボックスで、〔ファイルの種類〕ドロップダウンメニューから圧縮MusicXMLファイル、MusicXMLファイル、XMLファイルのいずれかを選択します。〔ファイル〕メニューの〔エクスポート〕から〔MusicXML 初期設定〕を選択すると、MusicXMLファイルのエクスポートの方法を設定できます。
MusicXMLについて
MusicXMLはアプリケーション間で楽譜ファイルを共有し、アーカイブ保管して再利用できるようにする目的で設計されました。MusicXMLファイルを使用すれば、様々な楽譜作成ソフトで閲覧し使用することができます。MusicXMLは、Finale等のプログラムが使用するネイティブのファイル形式を補完するものであり、簡単かつインタラクティブに使用できるように設計されています。
MP3ファイルが音楽データ共有の代名詞となったように、MusicXMLは楽譜データ共有のスタンダートとなりました。MusicXMLを使用すれば、あるプログラムで作成した音楽を、他のプログラムのユーザーとの間で共有することができます。今では、200を超えるアプリケーションがMusicXMLをサポートしています。
MusicXMLに関する詳細は、www.musicxml.com（英語）をご参照ください。MusicXMLフォーマットに関する詳細なドキュメントをhttp://www.musicxml.com/UserManuals/MusicXML/MusicXML.htm（英語）でご覧になれます。
MusicXML（リンクしたパート譜）　楽譜内のリンクしたパート譜すべてを圧縮MusicXMLデジタル楽譜を交換するための標準のオープンフォーマットです。MusicXMLを利用することにより、インターネット上で楽譜を公開したり、異なる楽譜作成ソフトを使用するユーザー間で共同作業することが可能になります。ファイル（.mxl）としてエクスポートします。このコマンドを選択すると、保存先として既存のフォルダを選択するか、新規フォルダを作成するかを指定するダイアログボックスが表示されます。リンクしたパート譜がスコア譜に存在しない場合、パート譜の作成方法を示すダイアログボックスが表示されます。
MusicXMLファイルへの一括変換　複数のFinaleファイルを圧縮MusicXMLデジタル楽譜を交換するための標準のオープンフォーマットです。MusicXMLを利用することにより、インターネット上で楽譜を公開したり、異なる楽譜作成ソフトを使用するユーザー間で共同作業することが可能になります。形式（.mxl）またはMusicXML形式（.musicxml）で一括保存します。どちらの形式で保存するかは、〔MusicXML初期設定〕ダイアログボックスで指定します。MusicXML 3.0以前の非圧縮MusicXMLファイルをエクスポートするときは、拡張子.xmlが付きます。
この一括ルーチンを実行した場合、対象ディレクトリに既に存在する同名のファイルは上書きされます。
MusicXML初期設定　MusicXMLファイルのエクスポートの方法を設定します。このコマンドを選択すると〔MusicXML 初期設定〕ダイアログボックスが開きます。
Finaleは、MusicXML 3.1/3.0（圧縮/非圧縮、.mxl/.xml/.musicxml）、MusicXML 2.0、MusicXML 1.1（Finale 2006、2007、非圧縮、.xml）、MusicXML 1.0（Finale 2003-2005 Windows版）形式の書き出しに対応しています。