コード / コードスタイル サブメニュー
楽譜内のすべてのコードのルート、または指定ベース音の表記に、どのようなスタイルを使用するかを選択します。現在選択されているスタイルの横に、チェックマークが表示されます。以下はFinaleで使用できるスタイルの一覧です。
- スタンダード コードのルート音とベース音をアルファベットで表示します。変化記号は、コード・ルートの後に表示されます。
- ヨーロッパ式 コードのルート音とベース音をアルファベットで表示します。変化記号は、コード・ルートの後に表示されます。このスタイルはほとんど標準スタイルと同じですが、このスタイルでは、Bにナチュラルが常に表示されます。
- ドイツ式 コードのルート音とベース音をアルファベットで表示します。変化記号は、コード・ルートの後に表示されます。このスタイルでは、フラットは「es」、シャープは「is」で表示されます。ただし、Eフラットは「Es」、Aフラットは「As」と表示されます。またBフラットは「B」、B(ナチュラル)は「H」と表示されます。
- ローマ数字 コードのルート音とベース音をローマ数字で表示します。変化記号は、コード・ルートの前に表示されます。コード入力時、大小文字の区別をして、ローマ数字の小文字が使用されるかどうかを判断します。例えば、ハ長調では、C=I、d=ii、e=iii、F=IV などのようになります。
- 度数表記A コードのルート音とベース音をスケール番号で表示します。変化記号は、コード・ルートの前に表示されます。ハ長調では、1はC、2はD、3はEなど、Bを表す7まであります。
- 度数表記B コードのルート音とベース音をスケール番号で表示します。変化記号は、コード・ルートの後に表示されます。ハ長調では、1はC、2はD、3はEなど、Bを表す7まであります。
- ソルフェージュ コードのルート音を、Do, Di, Ra, Re, Ri などのように表示します。Doから数えて、Diは半音上、Reは2度上…という要領で表記されます。
※「So」の代わりに「Sol」を使用したい場合は、〔コード定義〕ダイアログボックスで、「l」をサフィックスとして入力します。
- 北欧式 コードのルート音とベース音をアルファベットで表示します。変化記号は、コード・ルートの後に表示されます。このスタイルは、Bb、B、B#が、それぞれBb、H、H#になる以外は、スタンダードと同じです。