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MacSymbolFonts.txtファイルの構成
Finaleをインストールすると、「MacSymbolFonts.txt」というファイルが必ず作成されます。下記の場合は、このファイルを編集することができます。
- MacとWindowsの間でファイルを共有する場合、Finaleは、このファイルに記述されている内容に基づいて、どのシンボルフォントをコード変換しないか(記譜用フォントなど)を判断します。
- 独自の記譜フォントまたはシンボルフォントFinaleでは、「シンボルフォント」とは、別のOSでファイルを開くときにコード変換されないフォントを指します。Maestroはシンボルフォントなので、Mac、Windowsのどちらでも同じ方法でコード化されます(例えばキャラクタ番号247は、どちらも同じシンボルになります)。これに対して、シンボルフォントでないフォント(Timesなど)は、Windowsと Macではコード化の方法が異なります(例えばMacのキャラクタ番号247は、Windowsではキャラクタ番号233で表します)。別のOSでFinaleのファイルを開くとき、シンボルフォントでないフォントがあれば、そのフォントがコード変換されます。「MacSymbolFonts.txt」にシンボルフォントの一覧が記載されています。Finaleでコード変換するとき、この「MacSymbolFonts.txt」ファイルが参照され、ファイルに記載されているフォントはコード変換の対象から外されます。を使用する場合、そのフォント名をリストに追加する必要があります。
Finaleをバージョンアップする場合、旧バージョンのMacSymbolFonts.txtは新バージョンにコピーされません。このファイルを新バージョンに移行する方法については、「各種設定とサポートファイルを別のバージョンに移行するには」をご参照ください。
Mac、Windowsのどちらのユーザーであっても、Finale本体と同じ階層のフォルダに「MacSymbolFonts.txt」というファイルを置いておく必要があります(ファイル名にMacという文字がありますが、このファイルはWindowsでも必要になります)。このテキストファイルは編集することが可能で、中にはMacで使用されるすべてのシンボルフォント(つまり、テキストフォントと違ってファイルの変換時にエンコードを変換する必要のないフォント)の一覧が収められています。
MacSymbolFontsテキストファイルを編集するには
- Finaleを終了
- 「Configuration Files」フォルダに移動します(Finaleインストール先フォルダの詳細を参照)。
- ワードパッド、SimpleTextなどのテキストエディタで「MacSymbolFonts.txt」ファイルを開きます。
- 個々のフォント名を1行ずつリストに追加します。
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