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絶対値で指定ダイアログボックス（音価）

【このダイアログボックスを表示するには】

MIDIツールを選択します。〔MIDIツール〕メニューが表示されます。
小節範囲を選択します。MIDI ツールダイアログ・ボックスで作業している場合は、グラフ表示エリアでドラッグして囲むか、各音符のハンドルをクリックしてMIDIデータの編集を行う範囲を選択します。
〔MIDIツール〕メニューから〔音価編集〕を選択します。
〔MIDIツール〕メニューから〔絶対値で指定〕を選択します。

【機能について】

このダイアログボックスでは、ベロシティの値を絶対値で設定することができます。このコマンドにより、選択範囲のMIDIデータタイプの値を絶対値で設定することができます。例えば、選択した音符のすべてを同じ音量でプレイバックしたい場合、〔ベロシティ編集〕を選択して、このダイアログボックスのテキストボックスへ任意の値を入力すれば、そのベロシティ値でプレイバックされます（MIDIベロシティの値は、0（無音状態）から127（最大音量）まで設定できます）。

音の始まり・音の終わり　音の始まりとは、記譜上の音符の発音の位置と実際に音符が演奏される際の発音位置との差を意味します。また、音の終わりとは、記譜上の音符の長さの終わる位置と実際に音符の演奏を止めた位置との差を意味します。このコマンドでは、選択範囲のすべての音符の音の始まりと音の終わりをEDU値（4分音符が1024EDUに相当します）で設定します。2つのテキストボックスをチェックして両方に「0」と入力した場合、選択範囲のすべての音符の始まりと終りの位置を調整して、それぞれの音符を記譜上の音価に完全にクォンタイズさせる（一致させる）ため、リズム上完全に正しくプレイバックされることになります。また、例えば、〔音の終わり〕のテキストボックスに「512」と入力した場合は、選択範囲内の音符は、記譜された音価に関わらず、すべて8分音符（512EDU）の長さでプレイバックされることなります。
OK・キャンセル　〔OK〕をクリックすると、MIDI データの変更に関する設定内容が確定されます。〔キャンセル〕をクリックすると、変更内容は破棄されます。いずれの場合もMIDI ツールダイアログ・ボックス（または楽譜上）に戻ります。