特殊な音符の楽譜

賛美歌音楽の中には、調に関係なく音階のそれぞれの音符に独自の符頭が用いられる場合があります。EngraverFontExtrasフォントでは、こういった“特殊な音符”の符頭は1から9の数字キーに割り当てられています。特殊な符頭用の五線を設定するには、〔五線〕ツールをクリックして五線をダブルクリックして、〔五線の属性〕ダイアログボックスを開きます。〔特殊な符頭を使用〕の隣にある〔設定〕をクリックします。詳しくは特殊な符頭ダイアログボックスをご参照ください。また、Finaleに付属する「賛美歌(特殊符頭)」というテンプレートを使用すると、このような楽譜を手軽に作成することができます。それぞれのキャラクタが割り当てられているキーの数字は音階内の特定の音の度数に該当します。例えば、主音用の符頭は1、2度の音符用の符頭は2、という風に割り当てられています。この特殊な表記法には、慣習による違いが存在するため、4度の音符に対しては「4」と「9」という2つの選択肢を設けてあります。

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