前置き小節

以下に示す前置き小節作成方法は、必要に応じて前置き小節を（組段として）簡単にサイズ変更できるので、望ましい方法です。

1. 楽譜の1小節目に、前置き小節用の音符を入力します。
2. 2小節目から「実際の楽譜」を記入します。
3. 小節ツールを選択して、1小節目をダブルクリックします。〔小節の属性〕ダイアログボックスが表示されます。
4. 〔小節線〕のリストから〔なし〕を選択します。
5. 〔拍子記号〕 ポップアップ メニューから、〔つねに表示しない〕を選択します。
6. 〔段末の音部記号、調号、拍子記号の予告を隠す〕にチェックを付けます。
7. 〔オプション〕の下の〔小節番号にカウントする〕の選択を解除して、〔OK〕をクリックします。
8. 2小節目をダブルクリックします。直前のステップの設定を受けて、〔小節の属性〕ダイアログボックスでは、この小節が1小節目になっています。
9. 〔オプション〕の下の〔段の先頭小節にする〕を選択して、〔OK〕をクリックします。
10. ページ・レイアウト・ツールを選択します。メニューバーに〔ページ・レイアウト〕メニューが表示されます。
11. 〔ページ・レイアウト〕メニューの〔マージン同士の衝突を避ける〕の選択を解除します。
12. 1段目（前置き小節を含む段）を右/Controlクリックして、〔マージン編集〕を選択します。〔組段マージン編集〕ダイアログボックスが表示されます。
13. 前置き小節が目的の幅になるまで、〔右〕マージンを増やし〔適用〕をクリックする操作を繰り返します。
14. 2段目（「実際の楽譜」の1小節目を含む段）をクリックします。〔組段マージン編集〕ダイアログボックスの〔表示中の数値〕が「2」に変わります。
15. 「実際の楽譜」の1段目が前置き小節の幅（横方向の小さな隙間を含む）を飛び越すまで、〔左〕マージンを増やして〔適用〕をクリックする操作を繰り返します。
16. 2つの組段の上下位置が揃うまで、〔組段間の距離〕の値を減らします（マイナスの数にする必要があります）。
17. 〔組段マージンの編集〕ダイアログボックスを閉じます。
18. 他のページ・レイアウトの変更する前に、〔ページ・レイアウト〕メニューの〔マージン同士の衝突を避ける〕を有効にしてください（すでに調整した組段には影響しません）。

必要に応じて、先頭2小節の小節幅および／または拍位置を調整してください。前置き小節の記譜要素のサイズを変更する場合は、さらに編集を加える必要があります。

1. 楽譜の1小節目に、前置き小節用の音符を入力します。
2. 2小節目を休符で埋めて、最後の休符を非表示にします。
3. “実際”の楽譜を3小節目から入力します。
4. 小節ツールを選択して、1小節目をダブルクリックします。〔小節の属性〕ダイアログボックスが表示されます。
5. 〔小節線〕のリストから〔なし〕を選択します。
6. 〔拍子記号〕 ポップアップ メニューから、〔つねに表示しない〕を選択します。
7. 〔オプション〕の下の〔小節番号にカウントする〕の選択を解除して、〔OK〕をクリックします。
8. 2小節目をダブルクリックします。直前のステップの設定を受けて、〔小節の属性〕ダイアログボックスでは、この小節が1小節目になっています。
9. 〔小節線〕のリストから〔なし〕を選択します。
10. 〔調号〕 ポップアップ メニューから、〔つねに表示しない〕を選択します。
11. 〔拍子記号〕 ポップアップ メニューから、〔つねに表示しない〕を選択します。
12. 〔オプション〕の下の〔小節番号にカウントする〕の選択を解除して、〔OK〕をクリックします。
13. 3小節目をダブルクリックします。直前のステップの設定を受けて、〔小節の属性〕ダイアログボックスでは、この小節が1小節目になっています。
14. 〔調号〕 ポップアップ メニューから、〔つねに表示する〕を選択します。
15. 〔拍子記号〕 ポップアップ メニューから、〔つねに表示する〕を選択します。
16. 〔OK〕をクリックします。
17. 音部記号ツールを選択して、3小節目をダブルクリックします。〔音部記号の変更〕ダイアログボックスが表示されます。
18. 〔音部記号の表示方法〕の下の〔つねに表示する〕を選択し、〔表示サイズ〕を「100%」に変更します。
19. 〔OK〕をクリックします。
20. 五線ツールを選択して、2小節目の最後の拍以外をハイライト表示します。
21. 小節の一部を選択した状態で右/Controlクリックして、〔強制的に五線を隠す（空け）〕を選択します。

必要に応じて、先頭2小節の小節幅および／または拍位置を調整してください。前置き小節の記譜要素のサイズを変更する場合は、さらに編集を加える必要があります。